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水産学部附属練習船「おしょろ丸」代船起工式を挙行

起工式での記念撮影

起工式での記念撮影

鋼材にイニシャルサインをする佐伯総長

鋼材にイニシャルサインをする佐伯総長

 水産学部附属練習船「おしょろ丸」代船に伴う起工式を,3月21日(木)に岡山県玉野市の三井造船株式会社玉野事業所で行いました。
 起工式には本学から佐伯 浩総長,嵯峨直恆水産学部長,多田晴観財務部長,他8名が列席し,三井造船株式会社 岡田正文常務取締役ら関係者も同席の中,厳かな雰囲気のもとで神事が行われました。
 溶接工事では,佐伯総長が実際に使用される鋼材の一部にイニシャルサインを行った後,溶接開始のスイッチを押し,機械による初めての溶接作業が行われ本格的な建造が始まりました。
 起工式後には記念祝賀会が行われ,船主代表として佐伯総長より最新設備を備えた新しい船は本学の学生や教員研究者だけではなく,他の高校生や大学生・大学研究者にも幅広く活用されることを祈念しているとの挨拶がありました。
 新船は,全長約78m,幅約13m,総トン数は約1,600トン,定員が99名(うち学生は60名)です。現船にはない船体動揺を低減する「フィンスタビライザー」を搭載し,荒天時でも海洋観測を継続でき,かつ学生の安全性をより確保することができます。また,最新の海底地形探査装置や大型のウインチ・クレーンを搭載するほか,研究室や学生実習室を拡大し,高度で多様な教育・研究を実践できる環境が整備されます。
おしょろ丸代船の完成イメージ

おしょろ丸代船の完成イメージ

(水産科学院・水産科学研究院・水産学部)

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