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総合博物館で「ミュージアムマイスター」認定式を挙行

 総合博物館では,平成21年度より「ミュージアムマイスター」認定コースを設定しています。本コースでは,本学が目指す全人教育を全学的に展開するため,専門の学部教育に至る縦割り型の教育システムに,全人教育というキーワードで横串を入れた教育プログラムを展開しています。「導入科目」「ステップアップ科目」「社会体験型科目」の3つの段階から成る教育システムを設定し,課題探究能力,協調性と自主性を備え,問題解決能力,コミュニケーション能力,マネジメント能力を持ち,自己評価の視点を身に付けた学生を育て,広い視野と社会貢献とボランティア精神の涵養を図ることを目指しています。ミュージアムマイスターの認定要件は,導入・ステップアップ・社会体験型科目を各4クレジット,合計12クレジット以上取得し,基準GPAによる基礎学力(平均点以上)を加味しています。さらに最終面談でもコミュニケーション能力を審査するため,博物館教員による面談以外に,マイスターによるプレゼンテーションを行い,高いコミュニケーション能力を有する学生をマイスターとして認定しています。
 昨年10月には新たに三嶋 渉さん(認定当時は理学部3年),山本大貴さん(同理学部3年),そして今年3月には,太田菜央さん(同生命科学院修士1年)の3名のミュージアムマイスターが誕生しました。認定式は10月6日(土),3月16日(土)に総合博物館1階「知の交流」コーナーで行われ,博物館教職員などが見守るなか,館長より認定証が授与されました。
 現在,ミュージアムマイスターとして認定されている学生は20名になり,活動の場を広げています。また,認定コースにはこれまで126名が登録しており,講義や学生参加プロジェクトなど様々な活動に参加しています。
 「ミュージアムマイスター」認定コースの概要,プロジェクトの詳細はHPでもご紹介しておりますので,こちらも併せてご覧ください。
http://www.museum.hokudai.ac.jp/education/index.html
2012年10月の認定式の様子

2012年10月の認定式の様子

2013年3月の認定式の様子

2013年3月の認定式の様子

(総合博物館)

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