2月15日(金)13時30分より工学部物理工学系大会議室において,財団法人札幌市防災協会から講師を招き,救急救命講習会を開催しました。
この講習会は,怪我をする,あるいは急病で倒れる等の状況に接した場合,救急隊が到着するまでの間,その場に居合わせた人が心肺蘇生法など応急手当を行うことによって,傷病者の大切な命を取り留めることができるよう,必要な知識を習得することを目的として開かれたものです。
工学部では,10箇所にAED(自動体外式除細動器)を設置しており,どこであってもおよそ5分以内にはAEDを傷病者の元へ届けることができるようになっています。
講習会では,17名の参加者が2グループに分かれ,異物の除去法,心肺蘇生法,AEDの使用法等を学び,終了後全員が「普通救命講習修了証」を授与されました。
参加者からは,「胸骨圧迫(心臓マッサージ)はとても体力を使うものだと知って驚いた。」,「救急車が来るまでずっと続けるには,何人かで交代してやらないと無理だと思う。」,「一人では数分しか続けられない。そのためには多くの人が心肺蘇生法を習得する必要があるのではないか。」などの感想がありました。
工学部では,今年度以降も救急救命講習会を開催していく予定です。