本学の実験室等において薬品などの化学物質を取り扱う場合,消防法や労働安全衛生法,水質汚濁防止法といった各種法令の遵守を通じて取扱者の安全や健康を守ることはもとより,併せて環境への配慮などが求められているところです。
安全衛生本部ではサステイナブルキャンパス推進本部の環境保全センターとともに,6月20日(木)から7月5日(金)にかけて,以下の内容により,学生・教職員等を対象に薬品などの化学物質を扱う際の注意点等を説明するため,部局等において「化学物質取扱講習会」を実施しました。
今年の講習会では,高圧ガスボンベの危険を実際の噴射の映像を交えて解説を行ったり,有機溶剤や特定化学物質の有害性についても,危険な理由や身を守るための実際の注意点などを明確化したりするなど,法や決まりを守る理由や効果について,昨年よりも掘り下げた解説が行われました。講習終了後も受講者から質問や意見が寄せられるなど,熱心な受講者が多数参加していました。
本講習会は,毎年,開催する予定となっております。化学物質を扱う方やその管理者は,積極的に受講するようお願いします。
講習会の内容
1.実験室で化学物質を取扱う際の注意点(担当:川上貴教准教授(安全衛生本部))
2.廃液の取扱いについて(担当:松藤敏彦教授(環境保全センター長),一部代理)