全学ニュース 第5回PAREプログラム国際運営委員会を開催
全学ニュース

第5回PAREプログラム国際運営委員会を開催

本学の5大学院,インドネシア・タイの6大学の教員が集った(中央は上田国際本部長)

本学の5大学院,インドネシア・タイの6大学の教員が集った(中央は上田国際本部長)

 国際本部では,「人口(Population)・活動(Activity)・資源(Resources)・環境(Environment)の負の連環を転換させるフロンティア人材育成プログラム」(通称「PARE(ペアー)プログラム」)の第5回国際運営委員会を,10月29日(火)に開催しました。
 PAREプログラムは,アセアン諸国等との大学間交流を支援する文部科学省の平成24年度事業「大学の世界展開力強化事業」に採択された教育プログラムです。本事業は,本学と,インドネシアのガジャマダ大学,バンドン工科大学,ボゴール農科大学,タイのカセサート大学,タマサート大学,チュラロンコン大学が,大学院教育コンソーシアムを形成し,アジアの発展に主導的な役割を担う人材を育成することを目的としています。また同時に,アセアンの大学とより柔軟かつシステマティックな形で協働するための教育システムを,平成28年度が終わるまでに構築することを目指しています。
 本事業では,本学国際本部内にセントラルオフィスを設置し,農学院,水産科学院,環境科学院,工学院,情報科学研究科,サステイナビリティ学教育研究センター,高等教育推進機構の教員および事務職員の代表で構成される国際運営委員会を設置して,運営しています。更に,工学系教育研究センター(CEED),人材育成本部,キャリアセンター及び学務部からも協力を得ています。また,事業の円滑な運営のため,海外のパートナー6大学にそれぞれリエゾンデスクを置いています。
 国際運営委員会には,毎回各大学から副学長や学部長レベルの委員が出席し,5回目になる今回の委員会には,カセサート大学からSeksom Attamangkune農学部長,タマサート大学からTaweep Chaisomphob副学長,チュラロンコン大学からBoonchai Stitmannaithum副学長,ボゴール農科大学からAnas M.Fauzi副学長ら計12名が参加しました。委員会では,上田一郎国際本部長が議長を務め,今年度実施したプログラムの進捗および今後の課題,来年度のプログラムの概要等について,活発な議論を交わしました。今後も,年1回定期的に国際運営委員会を開催するほか,年2回実務者レベルの会合を持つ予定です。
 また,委員会前日の28日(月)には,上記6大学が参加して,本学教員と共同で質の保証のための目標設定のあり方と評価方法について,ファカルティ・ディベロップメント(FD)ワークショップを行ったほか,本学の学生に向けた留学プログラムの説明会を開催しました。
 今後も,PAREプログラムでは,アセアンにおける大学との連携強化,教員や学生の相互交流を通じ,国際的に通用する協働教育システムの構築を行っていきます。
本学を含む7大学の教員によるグループディスカッションの様子(FDワークショップ)

本学を含む7大学の教員によるグループディスカッ
ションの様子(FDワークショップ)

上田国際本部長が議長を務めた国際運営委員会の様子

上田国際本部長が議長を務めた国際運営委員会
の様子

チュラロンコン大学Boonchai副学長による同大学の紹介(28日プログラム説明会)

チュラロンコン大学Boonchai副学長による
同大学の紹介(28日プログラム説明会)

(国際本部国際連携課)

前のページへ 目次へ 次のページへ