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第3回北海道大学教育改善マネジメントワークショップを開催

 高等教育推進機構では,12月6日(金)に,同機構の会議室を会場に,中堅教員を対象として,第3回教育改善マネジメントワークショップを開催しました。
 本ワークショップは,これまで本学で実施してきた新任教員向けFD「教育ワークショップ」の経験をもとに開発されたプログラムで,主に教育改善マネジメント能力の習得を目的とした研修です。
 第3回目となる今回は,「大学の国際化」をメインテーマとして,「新渡戸カレッジ」を例に具体的な教育改善手法の基礎を身につけることを目指しました。また,昨年度までの2日間の日程を,今年度は1日に凝縮して行いました。
 開催にあたり,新田孝彦理事・副学長からの挨拶の後,自己紹介等を行い,山口淳二新渡戸カレッジ教務専門委員会委員長からチームで検討する課題の提示がありました。本ワークショップに参加した本学教員18名,他大学教員7名は,複数のグループに分かれて行われたグループ討論のなかで活発な議論を交わしながら,具体的な教育改善計画を作成することにより,教育改革の実行方法等について学びました。
 ワークショップを終えて,参加者からは,「所属の異なる教員と意見を交流させ,種々の意見を聞き,議論することができた」,「教育改善マネジメントの手法について,新渡戸カレッジを題材に具体的に学べた」,「事前に基礎的情報の提供があると良かったのでは」等の感想や意見が寄せられました。

主なプログラム

検討課題の提示 「新渡戸カレッジと課題」
ミニ講義1 「課題の把握とニーズ・背景・課題の解析と意志決定」
ワークショップ1 「課題の背景・ニーズ・関係者・期限の把握」
ミニ講義2 「目標管理とチームワークの方法」
ワークショップ2 「目標管理:課題解決への組織的目標設定」
ミニ講義3 「戦略チームワークによる目標達成への行動計画・役割分担」
ワークショップ3 「行動計画・役割分担の設計」
ミニ講義4 「成果確認と評価・発展」
ワークショップ4 「課題対応の発展(委員会における連携模索)」
ワークショップ参加者

ワークショップ参加者

チーム討論の様子

チーム討論の様子

(高等教育推進機構)

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