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北ユーラシア研究会の発足会を開催

 1月30日(木),学術交流会館において,ロシアとその周辺地域について研究を行う学内の研究者が集まり,情報交換ネットワークの発足会を開催しました。サステナビリティ・ウィーク2013の行事として開催した,日ロ学術シンポジウムの実行委員会メンバーの提案により,部局を越えた横の連携を促進することを目的とした研究者間の情報交換ネットワークの設立を目指したものです。
 発足会に先立ち,北ユーラシアにおける研究活動の情報交換会が行われました。文部科学省研究大学強化促進事業の一環として行われている国際共同研究の立ち上げに関するフィージビリティ・スタディ(予備調査)の企画が5部局から発表されたほか,これまで長年にわたり北ユーラシアにおいて研究を行ってきた5部局6名の研究者からそれぞれの研究に関する紹介が行われ,改めて本学で行われてきた研究の層の厚さと歴史を実感することができました。
 引き続き行われた発足会では,研究会の名称や活動目的及び内容についての合意が得られ,会長としてスラブ研究センターの田畑伸一郎教授が,副会長として地球環境科学研究院の杉本敦子教授と低温科学研究所の江淵直人教授が,それぞれ選出されました。
 今回の情報交換会と発足会には,学内11部局から31名の研究者と研究支援者が集まりました。今後は,メーリングリスト等を利用して北ユーラシア研究会の活動を活発化させると共に,フィージビリティ・スタディの成果を共有し,異分野間連携研究を立ち上げるためのワークショップの開催を予定しています。本研究会については,担当者までお問い合わせください。
◆担当者連絡先:創成研究機構URAステーション 田中晋吾 n_eurasia@yahoo.co.jp
工学研究院 瀬戸口剛教授による発表

工学研究院 瀬戸口剛教授による発表

会場の様子

会場の様子

(創成研究機構)

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