全学ニュース

平成26年度北海道大学公開講座
「安全・安心な社会とくらしを創る」が終了

 7月3日(木)から31日(木)まで,本年度の公開講座(全学企画)を情報教育館スタジオ型多目的中講義室において開催しました。
 本講座では「安全・安心な社会とくらしを創る」をテーマに,自然災害や原発事故,食品偽装,さらには近隣諸国との領土問題など,私たちの安全・安心をおびやかす出来事が相次ぎ,また少子高齢化や経済のグローバル化など,社会の持続可能性をリスクにさらす変化も勢いを増す中で,あらためて安全・安心を作り出すべく各分野でどのような研究や技術開発がなされているのか,また国際関係や経済の世界でどのような新しい動きが生まれつつあるのかを取り上げました。
 全ての回を申し込んだ受講者は77名,特定回のみの受講者は延べ14名でした。各回の講義終了後には受講者から熱心な質問が寄せられ,生涯学習に対する意欲の高さが感じられました。
 最終講義の終了後には閉講式が行われ,6回以上出席した65名の受講者に修了証書が授与されました。

各回の講義題目と講師

  第1回「国境と人々の暮し」(スラブ・ユーラシア研究センター 教授 岩下明裕)
  第2回「医学教育の国際的な標準化の動向とその課題」(医学研究科 教授 大滝純司)
  第3回「アクティブ・エイジングのための健康体力科学
      “運動で奏でようからだと心のハーモニー”」(教育学研究院 教授 水野眞佐夫)
  第4回「健康の安心は口腔から 口腔の安心は唾液から」(歯学研究科 准教授 橋 茂)
  第5回「経済のグローバル化・脱工業化と地域通貨」(経済学研究科 教授 西部 忠)
  第6回「エネルギーシフトの時代−天然ガスの台頭」(理学研究院 教授 鈴木コ行)
  第7回「食品添加物の誤解」(農学研究院 教授 川村周三)
  第8回「「ゲノム」を考える」(情報科学研究科 准教授 小柳香奈子)

質疑応答の様子

質疑応答の様子

修了証書の授与

修了証書の授与

(学務部学務企画課)

前のページへ 目次へ 次のページへ