消防・防災訓練等の実施
医学研究科・医学部,遺伝子病制御研究所,アイソトープ総合センター合同
医学研究科・医学部,遺伝子病制御研究所,アイソトープ総合センター合同で,10月7日(火)午後2時25分,医学研究科附属動物実験施設1階検査室から出火したとの想定で,消防訓練を実施しました。
出火時の初動体制を確立するために,各行動の中心となる自衛消防班が直ちに活動し,出火場所に対応して各職務分担の任務(通報連絡・避難誘導・消火・防護措置等)を行い,被害を最小限にくい止める訓練を実施しました。
終わりには,笠原正典研究科長から日頃の防火に対する心構えについて話があり,参加した約120名の教職員・学生は訓練の重要性と防災意識を改めて見直しました。
総合訓練に続いて,消火器を使った消火訓練を防災設備業者指導のもと実施し,消火器の使用方法について理解を深め,一連の消防訓練を無事に終えることができました。
 初期消火活動の様子 |
 消火訓練の様子 |
(医学研究科・医学部,遺伝子病制御研究所,アイソトープ総合センター)
歯学研究科
歯学研究科では10月29日(水)に防災訓練を実施しました。
今回の訓練は,A棟2階 研究科長室兼応接室から出火したとの想定で,自衛消防隊長である横山敦郎歯学研究科長の指揮により,通報連絡係,避難誘導係,消火係,救護係,防護措置係の各担当に分かれ,現場の確認,消防署への通報,非常放送,避難者誘導,消火活動等の訓練を実施し,学生・職員(大学病院職員を含む)及び工事業者等約180名が参加しました。
訓練終了後,横山研究科長から「今回の訓練は順調に実施できた。災害時にはこの訓練を思い出して行動して欲しい」との講評がありました。
 消火器操作訓練の様子 |
 横山研究科長からの講評 |
(歯学研究科・歯学部)
獣医学研究科
獣医学研究科では,10月29日(水)に防火訓練を実施しました。
当日は低気圧の影響もあり,例年より低い気温の中での訓練となりましたが,世界展開力強化事業にて受入中のタイ・カセサート大学の学生10名も加わり,約150名の教職員・学生が参加しました。
訓練は出火時における初動体制の確立を目的として行われました。午前11時30分に本館3階の解剖学第一実験室から出火したとの想定で始まり,自衛消防隊各班ごとの訓練計画に基づいた職務分担に従い,通報,初期消火,避難誘導を行い,被害を最小限にくい止める訓練を実施しました。
総合訓練に引き続き,消火器を使った放水による消火訓練及び4階からの救助袋による降下訓練を防災設備業者指導の下で実施し,使用方法に理解を深め,一連の防火訓練を行うことができました。
 初期消火の様子 |
 救助袋を使った降下訓練 |
 消火器を使った訓練 |
(獣医学研究科・獣医学部)
理学研究院
理学研究院では,10月31日(金)に札幌市北消防署の立ち会いのもと,消防訓練を実施しました。
当日は,穏やかな天候の中,12時10分に5号館2階2−10室から出火したとの想定で,寺尾宏明理学研究院長を隊長とする事務部で構成された自衛消防隊による通報連絡,非常放送,初期消火,避難誘導,救護等の総合的な訓練を,教職員・学生約300名が参加し実施しました。
訓練終了後には,寺尾研究院長から訓練参加者及び協力者への慰労の辞と,日頃からの防災に対する意識を啓蒙する挨拶があり,続いて北消防署予防課の職員の方から,訓練は概ね良好であったとの講評をいただいたほか,今後も常に防災意識を持っていただきたいとの要請がありました。
 自衛消防隊本部(防災センター内)の様子 |
 寺尾研究院長(自衛消防隊長)の挨拶 |
 避難場所の様子 |
 発見者による初期消火活動 |
(理学院・理学研究院・理学部)
工学系部局(工学院・工学研究院・工学部,情報科学研究科,量子集積エレクトロニクス研究センター)
工学系部局では,10月17日(金)に自衛消防訓練を実施しました。
工学系部局は,国際本部と合同で自衛消防組織を構成しており,今回は自衛消防組織の動きを体験的に確認することを目的に,情報研究棟からの出火を想定して実施しました。
当日は朝から強い雨に見舞われたため,学生の避難訓練を行わず,自衛消防隊と若干名の協力学生のみの訓練としました。
午前11時30分に情報研究棟7階エレベーターホールから出火したとの想定で,火災報知器発報を受け,出火場所の捜索・確認から,自衛消防組織への連絡,札幌市北消防署への訓練通報,避難誘導,初期消火,防護措置,怪我人の救護,重要物品の搬出という一連の訓練内容で実施しました。
訓練終了後,札幌市北消防署幌北出張所の担当者から,「自衛消防隊の活動は非常に重要であるため,このような訓練を大いに活かしていただきたい」との講評がありました。また,自衛消防本部長代行(副本部長)である宮永喜一情報科学研究科長からは,「震災等の大きな災害が起こった場合は,多くの箇所で同時に火災が発生することが考えられ,札幌市北消防署の皆さんとの共同対応が難しくなることもあるので,日頃から実効性の高い消防力をつけていきたい」との挨拶がありました。
 自衛消防隊通報連絡係からの初期報告を聞き, 指示を発する構野秀樹工学系事務部長 (自衛消防隊長)(左) |
 協力して初期消火を行う発見者(学生)と 自衛消防隊消火係 |
 電話で中間報告を受ける自衛消防隊長(右)と その状況を確認する宮永情報科学研究科長(左) |
(工学院・工学研究院・工学部,情報科学研究科)