恵迪寮同窓会による新春の恒例行事「新年寮歌歌始めの会」を1月31日(土),札幌市中央区の「氷雪の門」にて行い,恵迪寮OBや現寮生をはじめ道内外から寮歌をこよなく愛する約90名が集いました。
恵迪寮同窓会北海道支部の総会が行われた後,横山 清同窓会長による年頭の挨拶があり,次いで来賓を代表して本学の西口規彦総長補佐が祝辞を述べました。鏡開き,乾杯へと進み,参加者全員で名歌「都ぞ弥生」を斉唱して会の火蓋が切られました。
懐かしい諸先輩や旧友とのしばしの会食,歓談のあと,入寮年次ごとに登壇し,明治,大正,昭和にわたる代表歌20数曲を次々と歌い,現寮生からも昨年作られたばかりの「姫月に重ねて」の披露がありました。
この間,中国語版「都ぞ弥生」や特別出演の小樽商科大学や京都大学OBによる「若人逍遥の歌」「紅燃ゆる」も昨年に続き高らかに歌い上げられました。参加者は血気盛んな青春時代そのままに大いに放歌高吟し,その歌声は会場の隅々にまで響き渡りました。時が過ぎるのも忘れ,会は3時間にも及びました。最後に全員で札幌農学校校歌「永遠の幸」そして再び「都ぞ弥生」を斉唱したあと,肩を組み足を上げて「ストームの歌」を高唱し,「歌始めの会」は無事終了しました。参加者は和気藹々のうちに来年の再会を誓い合い,会場を後にしました。