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教育学部でESDキャンパスアジア・プログラム2015に向けた
事前学習を開催

 教育学部は,「社会の持続可能な発展にとって教育のもつ役割は何か?」を主題とした双方向型短期留学支援事業であるESD(Education for Sustainable Development:持続可能な発展のための教育)キャンパスアジア・プログラムを韓国・高麗大学校とソウル国立大学校,中国・北京師範大学及びタイ・チュラロンコン大学と連携して,2011年から毎年開催しています。
 今年度からは,フィールドワーク(日高管内平取町におけるアイヌ民族文化の体験交流)において,海外から来た学生に英語でアイヌ民族文化について説明できるよう「事前学習」を開催しました。7月14日(火),16日(木),21日(火)の3日間,アイヌアートデザイナーの貝澤珠美氏をお迎えして,アイヌ模様についての講義,デザイン作成の指導をしていただきました。初日は貝澤氏の体験談とともにアイヌ模様について講義いただき,2日目は講義の内容をもとにデザインを考案し,3日目は考案したデザインを各々が持ち寄ったTシャツやカバーケースにペイントする実技を行いました。HUSTEP(Hokkaido University Short-Term Exchange Program:北海道大学短期留学プログラム)の学生も参加し,学生同士が英語で会話する場面も見られ,本番に向けて実りのある事前学習となりました。
 今回作成した作品をきっかけに,8月の北大プログラムにおいて,アジアの4大学から参加する学生の仲間とともにアイヌ民族文化について,より深い理解に繋がることが期待されます。
貝澤氏の講義に聞き入る参加学生

貝澤氏の講義に聞き入る参加学生

デザインの様子

デザインの様子

ペイントの様子

ペイントの様子

出来上がった作品

出来上がった作品

(教育学院・教育学研究院・教育学部)

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