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公益財団法人北海道大学クラーク記念財団の解散及び事業継承の
お知らせ

 この度,公益財団法人北海道大学クラーク記念財団から,平成28年3月31日をもって解散することを決議したとのご報告がありましたので,謹んでお知らせします。
 同財団の歴史を振り返りますと,昭和27年7月にクラーク博士及び宮部金吾博士の崇高な教育理念を復興し,有為な人材育成を目的とする奨学事業を行う「財団法人クラーク及び宮部奨学会」が設立されました。その後,本学創基80周年を記念してクラーク会館が建設されたことに伴い,昭和35年5月に「財団法人クラーク及び宮部奨学会」を解消し,その事業を継承するとともに,クラーク会館の経営にも協力する「財団法人クラーク記念会」が設置されました。
 本学では,21世紀を迎え「大学後援法人」の設立をめざすことになり,平成13年5月に「財団法人クラーク記念会」は「財団法人北海道大学クラーク記念財団」に転換され,同24年4月には新公益法人に移行し,現在に至っています。
 同財団が解散を決議したことに伴いまして,これまで同財団が実施されてきました,学生支援をはじめ,本学の教育研究の充実に資する種々の事業の基本は,「北大フロンティア基金」が引き継ぐこととして準備を進めており,解散後の残余財産は,本学に贈与されることになっています。
 これまで北海道大学クラーク記念財団にお寄せいただきましたご支援につきましては,引き続きフロンティア基金に賜りますようお願い申し上げます。

(総務企画部広報課)

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