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平成27年度北海道地区大学SD研修「大学職員セミナー」を開催

参加者集合写真

参加者集合写真

 10月28日(水)・29日(木),百年記念会館を会場に,平成27年度北海道地区SD研修「大学職員セミナー」を開催しました。本研修は,高等教育推進機構高等教育研修センター,教育学研究院,総務企画部人事課及び学務部学務企画課の主催によるものです。
 本年度は「大学職員のキャリア形成と意識改革」のテーマのもと,本学職員7名を含む,道内の国公私立大学,高等専門学校の職員37名が参加しました。
 1日目は,新田孝彦理事・副学長から開催にあたっての挨拶があった後,一般社団法人国立大学協会の山本健慈専務理事から「これからの大学改革の課題と大学職員に期待される役割」と題し,大学職員の役割の変化等について,和歌山大学学長当時のお話を交えた講演がありました。引き続き,愛媛大学の吉田一惠教育学生支援部長から「スタッフポートフォリオについて−愛媛大学の実践」と題した報告,北海道科学大学の石黒祐介総務課総務係長から「北海道科学大学におけるSDの取り組み」と題した報告が行われ,各大学の取り組み内容について受講者は熱心に耳を傾けていました。
 その後,6つのグループに分かれワークショップを実施しました。ワークショップでは,(1)これまでの研修で自分はどう成長したか(2)役に立った研修,印象に残っている研修はどのような研修か(3)自分の経験を踏まえてどのような研修が大切だったかについて意見交換を行い,それらを踏まえて「大学職員を対象とする研修」を企画しました。
 2日目は,木村 純高等教育推進機構特任教授,光本 滋教育学研究院准教授から「道内大学におけるSDの取り組みの現状と課題」についての報告,細川敏幸高等教育推進機構教授から高等教育研修センターの概要について説明が行われ,1日目に引き続きワークショップを実施後,各グループからの発表を行い,発表の後には活発な質疑応答が行われました。
 1日目の研修終了後に行った情報交換会には,講師の方々やコ久治彦理事・事務局長も参加し,当日の研修について意見が交わされる等,大いに盛り上がりました。
 事後のアンケートでは,「講演・報告がどれも興味深かった」「国公私立の職員と交流することで刺激を受けた」「ワークショップの中で他大学の取り組みについて知ることができ有意義だった」等の感想が寄せられました。
山本国立大学協会専務理事による講演

山本国立大学協会専務理事による講演

ワークショップの様子

ワークショップの様子

修了証書授与の様子

修了証書授与の様子

(学務部学務企画課)

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