経済学研究科・経済学部では,10月29日(木)に,「学部生,研究生のための大学院ガイダンス」を開催しました。本研究科教員2名から,経済学研究科(現代経済経営専攻・会計情報専攻)の特色や入学試験制度などについての説明が行われました。その後,現役大学院生4名から,大学院の魅力や院生生活の紹介が行われ,最後に質疑応答という順でガイダンスが進められました。経済学部所属の学生,他学部生,他大学生など,計8名の出席者があり,熱心に内容に耳を傾けていました。
本ガイダンスは,会社説明会などの開始時期が早まったことを鑑み,学部生の就職活動スタート目前に実施するようにし,学部卒業後の進路が就職だけではなく,大学院進学も一つの選択肢であることを知ってもらうことを目的としています。
大学院生と学部生が同一の環境で研究活動を行う機会のある理系の学生と比較すると,文系学部生の多くにとって大学院は必ずしも身近な存在ではないことから,大学院がどのようなところなのかについての具体的なイメージが持ちにくい状況にあります。そこで,本ガイダンスでは,経済学研究科の特徴や,大学院生の研究活動や生活について,教員と大学院生の双方の視点から情報提供を行いました。出席者からは,修士課程が1年で修了可能となる学部生の大学院授業の早期履修制度などについて質問が出され,大学院への関心の高さをうかがうことができ,有意義な場となったと考えています。
学生が卒業後の進路をより多面的に考える機会が得られるよう,経済学研究科・経済学部では今後もこうしたガイダンスを定期的に開催していく予定です。