消防訓練の実施
薬学研究院・薬学部
薬学研究院・薬学部では,10月15日(木)午後2時30分に,総合研究棟2階学生実習室から出火したとの想定で,消防訓練を実施しました。
当日は通報連絡係,避難誘導係,消火係,応急救護係に加え,教員も避難誘導を担当し,南 雅文薬学研究院長を隊長とした自衛消防隊を組織して訓練が行われました。
今回は所属する学生・教職員の全構成員が参加する訓練としました。自衛消防隊との連携により,すべての構成員が速やかに避難を完了するなど,訓練参加者の防災意識の高さが確認できました。
訓練は札幌市北消防署の協力を得て,一連の進行状況を確認してもらい,最後に講評をいただきました。全体的には,概ね良好との内容でした。
その後,南研究院長から構成員の防災意識を啓蒙する挨拶があり,全体での消防訓練は終了しました。
消防訓練終了後は,防災設備業者の指導の下,消火器の使用体験並びに布担架の使用方法の指導が行われ,参加者及び見学者からの好評を得る訓練となりました。
 初期消火活動の様子 |
 消火器の使用訓練 |
 布担架の使用訓練 |
(薬学研究院・薬学部)
工学系部局(工学院・工学研究院・工学部,情報科学研究科,量子集積エレクトロニクスセンター)
工学系部局では,10月22日(木)に消防訓練を実施しました。
工学系部局は,国際本部と合同で自衛消防組織を構成しています。今回は火災発生時において取るべき行動を体験し,心構えを再認識することにより,実際の火災が発生した際の被害を最小限に食い止めることを目的に,フロンティア応用科学研究棟からの出火を想定して実施しました。
当日は午前11時30分にフロンティア応用科学研究棟4階から出火したとの想定で,火災報知器発報を受け,出火場所の捜索・確認から,自衛消防隊長の指揮による北消防署への訓練通報,避難誘導,初期消火,防護措置,負傷者の救護という一連の訓練内容で実施しました。
訓練終了後,札幌市北消防署予防課の浅井 稔係長から,「訓練の基本を押さえることが重要だが,その点はよくできていた」との講評がありました。また,名和豊春工学研究院長からは「自衛消防隊の行動も迅速であったが,皆さんの避難も速やかに行われており,全般によくできていた」との挨拶がありました。
 防災センターで無線による指示を発する 多谷 司事務部長(自衛消防隊長)と消防署への 通報や板書記録を行う自衛消防隊通報連絡班 |
 出火場所へ消火器を向ける自衛消防隊初期消火班 |
 訓練終了後に挨拶する名和工学研究院長 |
 水消火器による消火訓練を行う学生 |
(工学院・工学研究院・工学部)
理学研究院
理学研究院では,10月23日(金)に札幌市北消防署の立ち会いのもと,消防訓練を実施しました。
当日は,12時10分に3号館2階の2−01室から出火したとの想定で,石森浩一郎理学研究院長を隊長とする事務部で構成された自衛消防隊による通報連絡,非常放送,初期消火,避難誘導,救護等の総合的な訓練を,教職員・学生約100名が参加し実施しました。
訓練終了後には,石森研究院長から訓練参加者及び協力者への慰労の辞と,日頃からの防災に対する意識を啓蒙する挨拶があり,続いて北消防署予防課の職員の方から,訓練はよく練られたシナリオに基づいたもので概ね良好であったとの講評をいただいたほか,今後も常に防災意識を持って訓練を続けてほしいとの要請がありました。
 初期消火訓練の様子 |
 石森研究院長の挨拶 |
(理学院・理学研究院・理学部)
医学研究科・医学部,遺伝子病制御研究所,アイソトープ総合センター
医学研究科・医学部,遺伝子病制御研究所,アイソトープ総合センター合同で10月23日(金)午後2時25分,医学研究科南研究棟3階皮膚科学分野研究室から出火したとの想定で,消防訓練を実施しました。
出火時の初動体制を確立するために,自衛消防班が直ちに活動し,出火場所に対応して各職務分担の任務(通報連絡・避難誘導・消火・防護措置・救護)を行い,被害を最小限にくい止める訓練を実施しました。
終わりには笠原正典医学研究科長から,訓練を通し,火災時の避難や自衛消防の手順について理解を深めることの重要性や日頃の防火に対する心構えについて話があり,参加した約120名の教職員・学生は防災意識を改めて見直す機会となりました。
総合訓練に続いて,消火器を使った消火訓練を防災設備業者指導のもと実施し,使用方法について理解を深め,一連の消防訓練を無事に終えることができました。
 初期消火活動の様子 |
 消火訓練の様子 |
(医学研究科・医学部)
歯学研究科
歯学研究科では10月29日(木)に消防訓練を実施しました。
今回の訓練は,C棟3階ポリクリ室から出火したとの想定で,自衛消防隊長である横山敦郎歯学研究科長の指揮により,通報連絡班,避難誘導班,消火班,救護班,防護措置班の各担当に分かれ,現場の確認,消防署への通報,非常放送,避難者誘導,消火活動等の訓練を実施し,学生・職員(大学病院職員を含む)等約60名が参加しました。
訓練終了後,横山研究科長から「今回の訓練は順調に実施できた。災害時にはこの訓練を思い出して行動してほしい」との講評がありました。
 消火器操作訓練の様子 |
 救助袋を使用した避難訓練 |
(歯学研究科・歯学部)