北の鉄道風景

(33)

冬の鉄路を護る

2011.11.12 室蘭本線 小幌〜静狩(豊浦町)

2007.12.16 JR北海道 苗穂運転所(札幌市)

 レールや橋梁,トンネルなどの構造物,更には架線や信号などの電気設備の状態を定期的に把握し,規定の性能を維持することで,列車運行の安全性を担保する一連の作業を保線という。北海道の鉄道では,冬期間に降雪があることから,除雪も保線作業に含まれることとなる。鉄路の除雪は,ラッセル車や排雪モーターカー等の除雪専用車両によってなされる。その場合であっても,例えば踏切やポイントなどのように,微細な機構が含まれる構造物については,人力による除雪が欠かせない。写真は除雪作業に従事している保線員たちである。人力による除雪作業は重労働である。保線に係わる多くの人達の苦労によって,厳冬期の鉄路は護られている。

情報科学研究科 准教授 山本 学

前のページへ 目次へ