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留学生のための救命講習会を開催

 12月9日(水),留学生のための救命講習会を,北消防署幌北出張所,北消防団鉄西分団の協力のもと開催しました。中国,マレーシア,ドイツ,インド,ブラジル,ベトナムなど様々な国からの留学生が参加し,心臓マッサージや人工呼吸の方法とAEDの使い方を学びました。
 まず最初に,救命処置の一連の流れを英訳付きで説明したDVDを全員で視聴しました。このDVDは2年前に本学学生が消防団と協力して作成したものです。視聴後は,人形を使って心臓マッサージや人工呼吸のやり方,AEDの使い方を実践練習しました。消防士や消防団員の熱心な指導のもと,細かい注意点を含め真剣に学びました。
 参加者の中には母国で救命訓練を受けたことのある留学生や日本で運転免許証を取得する際に習ったことのある留学生もいましたが,大多数にとっては初めての講習会でした。
 「日本では119番通報をしてから救急車が到着するまでの平均時間は6分ですが,一人で心臓マッサージを6分間続けるのは大変です。今後,自分の周りで倒れて救命処置を施されている人がいたら,積極的に交代を名乗り出ましょう」との消防士の説明に,実際に体全体を使って行う心臓マッサージを体験した留学生達は大きく頷いていました。
AEDの使い方を実習する参加者

AEDの使い方を実習する参加者

心臓マッサージの練習

心臓マッサージの練習

(国際本部国際交流課)

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