高等教育推進機構高等教育研修センターでは,国際本部留学生センターと共催し,教員に対するFDの一環として,12月5日(土)正午から午後4時30分まで高等教育推進機構S5講義室において「学生の学習を促進する少人数演習型授業のためのコースデザインワークショップ」を実施しました。
本ワークショップは,高等教育研修センターが,国際本部留学生センターから「授業で学生にディスカッションをさせる際に,学生にとってより深い学習となるにはどうすれば良いのか」といった相談を受けたことから企画したもので,本学教員3名,道内他大学の教員6名の計9名が参加しました。
開催にあたり,国際本部留学生センターの小河原義朗准教授から挨拶があった後,高等教育推進機構高等教育研修センターの山本堅一特任准教授を講師として研修を行いました。
本研修は,「コースデザイン(15回1科目の授業設計)の基本知識」及び「学生の学習を促進する授業計画の組み立て方」に関する2つの講演と,参加者が持参したシラバスの見直し・ブラッシュアップを行うための3つのワークセッションから構成されており,自身のシラバスをブラッシュアップするため,参加者は活発に質問をして,熱心にワークに取り組んでいました。
参加者からは「個人ワークとグループワークがあり参加の皆さんと共有ができて良かった。質問に対して丁寧に回答いただけてとても勉強になりました」「客観的なご意見や助言をいただけたのでブラッシュアップできました」などという意見が出ており,非常に有意義なワークショップになりました。
高等教育研修センターでは,教職員を対象とした様々な研修を開催する予定ですので,積極的にご参加願います。