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薬学部で第18回生涯教育特別講座冬季講演会を開催

 2月20日(土)に,薬学部臨床薬学講義室において生涯教育特別講座冬季講演会を開催し,薬局や病院などの薬剤師の方々をはじめ,薬学部同窓生や薬学部学生・教員等95名が参加しました。
 薬学部生涯教育特別講座は,本学薬学部同窓生を含む医療関係及び関連領域の仕事に従事される方を対象に,医療における諸問題について最新の情報を提供することを目的として実施しています。
 はじめに,北海道大学病院腫瘍センターの中積宏之助教から「胃癌及び大腸癌に対する化学療法:標準治療の実際及び注意すべき有害事象について」の講演があり,消化器がんの化学療法に関して,最新の臨床研究結果も含めて解説がありました。続いて,昭和大学腫瘍分子生物学研究所の藤田健一教授の「抗がん薬のリバーストランスレーショナルリサーチ:至適な薬物療法を目指して」の講演では,抗がん薬治療における臨床上の問題点を解決するために行った研究事例を具体的にご提示いただきました。
 会場からは様々な質問が寄せられ,活発な議論が行われました。「非常に理解しやすかった」「日々の業務に活用していきたい」など,感想も多数寄せられました。
講演に耳を傾ける参加者

講演に耳を傾ける参加者

(薬学研究院・薬学部)

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