3月26日(土)・27日(日)の2日間,台北市中心部の交流協会台北事務所文化ホールを会場にお借りし,本学院の留学説明会を実施しました。台湾での学院説明会は昨年度に続き2度目の開催で,2日間合わせて20名を超える参加者がありました。
説明会では,今年度新たに撮影制作された学院紹介ビデオの上映に続き,まず教員から,各専攻でどのような研究教育が行われ,いかなる特色を持った教育方法で講義や演習が展開されているか,あるいは先輩たちがどのようなテーマの修士論文を書いているか,修了後はどのような進路に進んでいるか等について紹介したほか,入試の概要や研究生制度についても詳しい説明を行いました。また,メディア・コミュニケーション研究院附属東アジアメディア研究センターの最近の活動状況についても紹介し,現在,様々な課題に直面している東アジア情勢に,メディア研究・コミュニケーション研究の視点からアプローチすることのアクチュアリティについても説明しました。その後,ボランティアスタッフとして駆けつけてくれた台湾出身の修了生2名も,それぞれ自分が学院で取り組んだ研究テーマと現在の仕事などについて紹介してくれました。
引き続きQ&A,個別面談・グループ面談でも,教員からの説明に加え,実際に学院で学んだ同じ台湾出身の先輩から学生時代の体験に即した情報や親身のアドバイスを直接得られたことは,参加者にとって大変参考になった様子で,予定時間いっぱいまで熱心なやりとりが交わされ,非常に好評でした。
また,説明会1日目の終了後には,昨年に続き第2回目の同窓会(台湾校友会)を開催しました。説明会に協力してくれた観光創造専攻の修了生2名のほか,国際広報メディア専攻の修了生1名も駆けつけ,互いの近況や学生時代の思い出話,今回残念ながら出席できなかった修了生の状況についても情報共有され,大いに盛り上がりました。入学年度の違いや専攻の別なく,学院を通じてつながった縁を再確認することができた意義深い一夜となりました。
今回も説明会と同窓会でアンケートを実施したので,説明会に参加してくれた皆さんや修了生の声を参考に,今後の学生募集活動や同窓会活動に活かしていきます。