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女子中高生の理系進路選択プログラム「しっかりサイエンス!
〜大学院生のセンパイとも語ろう〜」全3回を開催

 人材育成本部女性研究者支援室では,科学技術振興機構「平成28年度女子中高生の理系進路選択支援プログラム」に採択され,「Girls be Ambitious!〜科学を楽しむ,理系キャリアを知る〜」と題した一連の企画を実施しています。この中の講義型実験イベントとして,9〜11月の間に3回の「しっかりサイエンス!〜大学院生のセンパイとも語ろう〜」を開催しました。このイベントは理系にとても興味のある女子中高生を対象とし,理系進学した後の具体的なイメージを女子中高生に持ってもらうため,若手女性研究者による講義や実験,女子学生との座談会を行うものです。
 第1回(9月22日(木・祝)開催)は「オトナ♡の社会科見学〜魅惑の細胞ワールドへようこそ〜(講師:遺伝子病制御研究所 釜崎とも子特任助教)」,第2回(10月16日(日)開催)は「廃棄物の環境安全性をはかる〜理系が解決する社会の問題〜(講師:工学研究科 黄仁姫助教)」,第3回(11月20日(日)開催)は「野生動物に迫る危機!みんなで考えよう,身近な野生動物問題(講師:獣医学研究科 佐鹿万里子助教)」と,どの回も講師による工夫された内容となっており,参加した女子中高生や保護者は非常に熱心に実験やディスカッションに取り組んでいました。また,各回とも講義・実験終了後には「北大理系女子コミュニティRinGS」の女子学生とお茶やお菓子を楽しみながら座談会を行いました。座談会では高校生や保護者から,大学生活や受験,就職等についての質問が多くあり,学生との間で話に花が咲いていました。アンケート結果からは,女性研究者による講義・実験はもちろん,座談会も含めて好評だったことがうかがえました。全3回で延べ66名の女子中高生と46名の保護者,23名の女子学生TAが参加しました。
 女性研究者支援室では,平成29年度も同様の取り組みを規模を拡大して実施する予定です。
第1回実習の様子

第1回実習の様子

第2回実習の様子

第2回実習の様子

第3回実習の様子

第3回実習の様子

(人材育成本部)

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