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ワークショップ「学生の思考を深め,発言を促すための問いかけと場づくり」を開催

 高等教育推進機構高等教育研修センターでは,教職員に対するFDの一環として,12月9日(金)に高等教育推進機構S5講義室において,ワークショップ「学生の思考を深め,発言を促すための問いかけと場づくり」を実施しました。
 本ワークショップは,学校教育の場における効果的なカリキュラムの編成や授業のあり方について研究を進めている滋賀県立大学人間文化学部の木村 裕准教授を講師にお招きし,学生の思考を深め,発言を促すような問いかけを行うための「問いのたて方」とそのような場づくりについて学び,自身の授業ではどのような問いかけ・場づくりを行うことが適切なのかを考えることを目的として6月に引き続き実施したもので,道内大学等の教職員14名が参加しました。
 本ワークショップは,講師の木村准教授から,発問の位置づけや発問作りの際の注意点等について説明があり,質問と発問の違いを理解して意図的・計画的に発問を行うことの重要性を学び,参加者はそれらをグループ学習で体験しながら身につけることができました。
 事後アンケートでは,「話し合い活動を組み入れ,先生も話しやすい温かい雰囲気を出されていて良かった」「学習する,教えるということはどういう順序でどうなってほしいのかという基本が改めて整理された」等の意見が見られ好評でした。
 高等教育研修センターでは,今後も教職員を対象とした様々な研修を開催する予定ですので,積極的にご参加願います。
講演の様子"

講演の様子

グループワークの様子

グループワークの様子

(高等教育推進機構)

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