大学力強化推進本部の主催で,12月1日(木)にクラーク会館において,第2回HUCIフォーラム「海外大学との英語による協働教育をどう進めるか−学内の好事例と今後の課題」を開催し,68名の教職員が参加しました。HUCIフォーラムは,北海道大学コミュニティーにおける対話を促すことにより,「Hokkaidoユニバーサルキャンパス・イニシアチブ(HUCI)」が目指す「10年後の姿」の達成をより確かなものにすることを目的としたものです。
10月に引き続き2回目の開催となる今回は,海外との協働教育,英語による教育の量的拡大並びに質的充実を図るべく,学内の先駆的な実践事例から学ぶとともに,全学的に取り組んでいく課題の抽出を目的としました。
フォーラムは,上田一郎理事・副学長及び田浦宏己文部科学省国際戦略分析官による開会挨拶で始まり,引き続き上田理事・副学長による開催趣旨説明の後,山下正兼副学長をはじめ7名の教職員による講演が行われました。
後半では,山本堅一准教授をモデレーターに,講演者によるパネルディスカッションが行われました。意見の異なるパネリストの存在や,外国籍の教職員による会場からの発言が議論を活性化させ,学内対話の重要性が改めて認識されました。
新田孝彦理事・副学長による閉会挨拶では,協働教育の一つの理想的な形が水産科学院と教育学院から提示されたことや,現在は専門教育と研究に限定されている大学院教育の改革の必要性について認識が示され,フォーラムは終了しました。
なお,フォーラムの様子を北海道大学YouTubeチャンネルで公開していますので,当日参加できなかった教職員の皆様はぜひご覧ください。
◆https://www.youtube.com/watch?v=p3z4Hdsk-S8&list=PLIGmp1IqdhI4a5YNrvByMnFwPm3AaO-Qe