名誉教授 篠原 邦夫(しのはら くにお) 氏(享年74歳)
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名誉教授 篠原邦夫先生が平成28年12月25日に逝去されました。先生は,昭和40年3月北海道大学工学部合成化学工学科を卒業後すぐに,同学科工業化学計測講座助手に着任されました。その後,昭和46年1月ロンドン大学(イギリス)においてMaster of Scienceを,同48年12月に北海道大学において工学博士を取得され,同63年1月北海道大学工学部合成化学工学科工業化学計測講座助教授,そして平成4年4月教授に昇任されました。工業化学計測講座は,平成6年に改組に伴って材料プロセス工学講座となりましたが,先生は同18年3月に停年退官されるまで同講座を担当されました。 先生は微粒子工学をご専門とし,中でも粉粒体の調製,反応装置,圧密操作による素材調製・環境浄化プロセスへの応用について精力的に研究を行われました。これらの研究成果は高く評価され,平成13年には,「粉体素材調製プロセス開発のための微粒子工学」についての研究に対し,財団法人ホソカワ粉体工学振興財団よりKONA賞を授与されました。 退官後も,微粒子化学工学研究所を立ち上げるなど,精力的に研究活動を続けられました。また,ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)客員教授(平成19〜23年),マッセー大学(ニュージーランド)客員教員(平成21,22年),チュラロンコン大学(タイ)客員教授・招聘研究者(平成23,24,26年),スラナリー工科大学(タイ)客員教授・研究者(平成23〜25年),ニューカッスル大学(イギリス)客員教員(平成24年),ウェスタンシドニー大学(オーストラリア)客員教授(平成25,27年)を歴任されるなど,研究を通した国際交流にも大きく貢献されました。 先生の長年にわたるご貢献に改めて感謝し,ここに謹んで心よりご冥福をお祈り申し上げます。 |
