平成29年度の入学式を,4月7日(金)に札幌コンベンションセンターにおいて執り行いました。
式は,来賓の校友会エルム会長の石山 喬氏,大津市長の越 直美氏,中華人民共和国,ロシア連邦及びオーストラリア連邦領事館からの代表者,丹保憲仁元総長並びに理事,副学長,監事及び部局長の列席の下,北海道大学交響楽団による「エルムの鐘」の演奏により開始され,名和豊春総長から新入生に対し告辞が述べられました。
はじめに,名和総長は告辞の中で,本学の概要について歴史的経緯を含めて紹介され,ぜひ本学のスケールの大きさを味わってほしいと述べました。
続いて,科学技術が急速に発展し,グローバル経済の中で急速に情報が世界中に拡散する状況においては,様々な新しい現象や変化が問題となり解決を求められるが,自ら考え,新しい状況を理解し,その理解に基づいて問題を解決する必要があることから,単なる知識の修得ではなく,ぜひ考え方や思考法を身に付けてほしいと述べました。
さらに,そのためには基礎となる幅広い知識を学び,自由自在に取り扱えるようになる必要があるが,これは,札幌農学校の「全人教育」の建学の精神に則ったものであること,本学がその「全人教育」の伝統を保ち続けてきたことを本学の一員として知っておいてほしいと述べました。
その後,新入生は,最初の1年間,総合教育部に籍を置き,様々な学問分野の問題や知見に触れながら教養を培うこととなるが,これにより2年次以降の専門課程における修学も実を深めることとなり,また,自ら考えることを可能とするものであることから,総合教育部での様々な講義を通じて教養教育を受けることにより,自ら学ぶという姿勢を会得してほしいと述べました。
そして最後に,現代は,グローバルなフィールドで主体的に構想し,問題解決や変革を主導できる人材が求められることから,「新渡戸カレッジ」への積極的な参加により,海外の異なった考え方や価値観を理解することにより,グローバル人材として成長し,世界で活躍してほしいと激励の言葉を述べました。
続いて,留学生39名を含む2,602名の入学者を代表して,杉本紫織さんによる入学者宣誓が行われました。
その後,来賓,本学理事,副学長,監事及び部局長の紹介と続き,北海道大学交響楽団による「都ぞ弥生」の演奏で式は終了しました。
入学式終了後には,名和総長から父母等に向けた挨拶が行われた後,本学卒業生である,大津市長の越氏から「本学卒業生からのメッセージ」としてご講演いただき,引き続き,長谷川晃理事・副学長から「北大生活を送るにあたっての心構え」についてのガイダンス,北海道大学合唱団による「都ぞ弥生」及び「Ride the Chariot」の合唱が行われ,全ての行事が終了しました。



