○北海道大学全学教育科目規程
平成7年4月1日
海大達第3号
(趣旨)
第1条 この規程は、北海道大学通則(平成7年海大達第2号)第17条第8項の規定に基づき、北海道大学における全学教育科目の授業科目等に関し必要な事項を定めるものとする。
(授業科目区分)
第2条 全学教育科目の授業科目区分は、次のとおりとする。
(1) 教養科目
(2) 基礎科目
(3) 日本語に関する科目
(授業科目及び単位)
第3条 全学教育科目の授業科目及び単位は、別表のとおりとする。
(単位数の計算の基準)
第4条 各授業科目の単位数を定めるに当たっては、1単位の授業科目を45時間の学修を必要とする内容をもって構成することを標準とし、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して、次の基準により単位数を計算するものとする。
(1) 講義及び演習については、15時間の授業をもって1単位とする。ただし、教養科目のうち外国語科目にあっては30時間の授業をもって1単位とし、日本語に関する科目にあっては15時間又は30時間の授業をもって1単位とする。
(2) 実験、実習及び実技については、30時間の授業をもって1単位とする。
(3) 講義、演習、実験、実習又は実技の併用により行う場合については、前2号に規定する基準を考慮して総長が定める時間の授業をもって1単位とする。
(授業科目の年次配当)
第5条 各授業科目の各年次への配当は、学部において定める。
(試験)
第6条 試験は、当該授業科目の授業が終了した学期末に行う。ただし、これによりがたい場合は、臨時に試験を行うことがある。
2 疾病、事故その他のやむを得ない事由により、試験を受けることができなかった者に対しては、追試験を行うことがある。
(成績)
第7条 授業科目の成績の評価は、A+、A、A−、B+、B、B−、C+、C、D、D−及びFのいずれかの評語を付すことにより行うものとし、A+、A、A−、B+、B、B−、C+及びCを合格とする。
2 前項に定めるもののほか、授業科目の成績の評価については、北海道大学における授業科目の成績の評価に関する規程(平成27年海大達第49号)の定めるところによる。
(雑則)
第8条 この規程に定めるもののほか、全学教育科目に関し必要な事項は、北海道大学高等教育推進機構全学教育委員会の議を経て、北海道大学高等教育推進機構長が別に定める。
附則
この規程は、平成7年4月1日から施行する。
附則(平成10年1月28日海大達第1号)
1 この規程は、平成10年4月1日から施行する。
2 平成10年3月31日に本学に在学する者(以下「在学者」という。)及び平成10年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の北海道大学全学教育科目規程別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(平成12年12月20日海大達第137号)
1 この規程は、平成13年4月1日から施行する。
2 平成13年3月31日に本学に在学する者(以下「在学者」という。)及び平成13年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の北海道大学全学教育科目規程第2条、第4条及び別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(平成16年3月17日海大達第16号)
1 この規程は、平成16年4月1日から施行する。
2 平成16年3月31日に本学に在学する者(以下「在学者」という。)及び平成16年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の別表基礎科目の表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(平成17年3月28日海大達第22号)
1 この規程は、平成17年4月1日から施行する。
2 平成17年3月31日に本学に在学する者(以下「在学者」という。)及び同年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の第7条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(平成17年12月28日海大達第248号)
1 この規程は、平成18年4月1日から施行する。
2 平成18年3月31日に本学に在学する者(以下「在学者」という。)及び同年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(平成19年4月1日海大達第41号)
1 この規程は、平成19年4月1日から施行する。
2 平成19年3月31日に本学に在学する者(以下この項において「在学者」という。)及び同年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(平成21年4月1日海大達第36号)
1 この規程は、平成21年4月1日から施行する。
2 平成21年3月31日に本学に在学する者(以下この項において「在学者」という。)及び同年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(平成22年10月1日海大達第247号)
1 この規程は、平成22年10月1日から施行する。ただし、別表の改正規定は平成23年4月1日から施行する。
2 平成23年3月31日に本学に在学する者(以下この項において「在学者」という。)及び同年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(平成24年4月1日海大達第23号)
1 この規程は、平成24年4月1日から施行する。
2 平成24年3月31日に本学に在学する者(以下この項において「在学者」という。)及び同年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(平成27年4月1日海大達第52号)
1 この規程は、平成27年4月1日から施行する。
2 平成27年3月31日に本学に在学する者(以下この項において「在学者」という。)及び同年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の第4条第1号、第7条及び別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(平成28年4月1日海大達第44号)
1 この規程は、平成28年4月1日から施行する。
2 平成28年3月31日に本学に在学する者(以下この項において「在学者」という。)及び同年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(平成29年4月1日海大達第53号)
1 この規程は、平成29年4月1日から施行する。
2 平成29年3月31日に本学に在学する者(以下この項において「在学者」という。)及び同年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(平成31年4月1日海大達第49号)
1 この規程は、平成31年4月1日から施行する。
2 平成31年3月31日に本学に在学する者(以下この項において「在学者」という。)及び同年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(令和2年4月1日海大達第45号)
1 この規程は、令和2年4月1日から施行する。
2 令和2年3月31日に本学に在学する者(以下この項において「在学者」という。)及び同年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則(令和3年4月1日海大達第36号)
この規程は、令和3年4月1日から施行する。
附則(令和5年4月1日海大達第39号)
1 この規程は、令和5年4月1日から施行する。
2 令和5年3月31日に本学に在学する者(以下この項において「在学者」という。)及び同年4月1日以降に在学者の属する年次に入学する者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。
別表(第3条関係)
教養科目
区分 | 授業科目 | 単位 | |
導入科目(北大での学び) | 1 | ||
一般教育演習(フレッシュマンセミナー) |
| 2 | |
| (論文指導) |
| |
総合科目 | 環境と人間 | 1又は2 | |
健康と社会 | 1又は2 | ||
人間と文化 | 1又は2 | ||
特別講義 | 1又は2 | ||
主題別科目 | 思索と言語 | 1又は2 | |
歴史の視座 | 1又は2 | ||
芸術と文学 | 1又は2 | ||
社会の認識 | 1又は2 | ||
科学・技術の世界 | 1又は2 | ||
(論文指導) |
| ||
外国語科目 | 英語Ⅰ | 1 | |
英語Ⅱ | 1 | ||
ドイツ語Ⅰ | 2 | ||
ドイツ語Ⅱ | 2 | ||
フランス語Ⅰ | 2 | ||
フランス語Ⅱ | 2 | ||
ロシア語Ⅰ | 2 | ||
ロシア語Ⅱ | 2 | ||
スペイン語Ⅰ | 2 | ||
スペイン語Ⅱ | 2 | ||
中国語Ⅰ | 2 | ||
中国語Ⅱ | 2 | ||
韓国語Ⅰ | 2 | ||
韓国語Ⅱ | 2 | ||
外国語演習 | 英語技能別演習 | 2 | |
英語演習 | 2 | ||
ドイツ語演習 | 2 | ||
フランス語演習 | 2 | ||
ロシア語演習 | 2 | ||
スペイン語演習 | 2 | ||
中国語演習 | 2 | ||
韓国語演習 | 2 | ||
外国語特別演習 | 2 | ||
共通科目 | 体育学A | 1 | |
体育学B | 2 | ||
情報学Ⅰ | 2 | ||
情報学Ⅱ | 2 | ||
統計学 | 2 | ||
インターンシップA | 2 | ||
インターンシップB | 1 |
備考 一般教育演習(フレッシュマンセミナー)及び主題別科目に論文指導(2単位)を開講する。
基礎科目
区分 | 授業科目 | 単位 |
| 人文・社会科学の基礎 | 2 |
入門線形代数学 | 2 | |
入門微分積分学 | 2 | |
線形代数学Ⅰ | 2 | |
線形代数学Ⅱ | 2 | |
微分積分学Ⅰ | 2 | |
微分積分学Ⅱ | 2 | |
数学概論 | 2 | |
物理学Ⅰ | 2 | |
物理学Ⅱ | 2 | |
化学Ⅰ | 2 | |
化学Ⅱ | 2 | |
生物学Ⅰ | 2 | |
生物学Ⅱ | 2 | |
地球惑星科学Ⅰ | 2 | |
地球惑星科学Ⅱ | 2 | |
心理学実験 | 2 | |
自然科学実験 | 1 |
日本語に関する科目
区分 | 授業科目 | 単位 |
| 日本語Ⅰ | 2 |
日本語Ⅱ | 2 | |
日本語演習 | 2 | |
現代日本学プログラム課程及びインテグレイテッドサイエンスプログラム科目 | 初級日本語Ⅰ | 2 |
初級日本語Ⅱ | 2 | |
初級日本語Ⅲ | 2 | |
初級日本語Ⅳ | 2 | |
中級日本語ⅠA | 2 | |
中級日本語ⅠB | 1 | |
中級日本語ⅡA | 2 | |
中級日本語ⅡB | 1 | |
中級日本語ⅢA | 2 | |
中級日本語ⅢB | 1 | |
上級日本語 | 2 | |
日本語演習 | 2 | |
日本学講読 | 2 | |
アカデミック・スキル | 2 |
備考
1 日本語Ⅰ及び日本語Ⅱは、教養科目の外国語科目として履修することができる。
2 日本語演習は、教養科目の外国語演習として履修することができる。
3 現代日本学プログラム課程及びインテグレイテッドサイエンスプログラム科目は、現代日本学プログラム課程又はインテグレイテッドサイエンスプログラムに在籍する学生のみ履修することができる。