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TERRACE MEETING 『大友良英×中垣俊之と語るTERRACEってなんだ?』を開催

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9月19日(火)の夕刻,総合博物館 知の交流において,TERRACE MEETING『大友良英×中垣俊之と語るTERRACEってなんだ?』を開催しました。

 

自由討論の様子

 

北大の有志で取り組むプロジェクト「北海道大学 TERRACE -科学とアートが出会う場所-」は, 札幌国際芸術祭(SIAF)2017 などと連携し, 科学者とアーティストが出会う場の創造にチャレンジしています。今回は, 北大キャンパスも芸術祭会場のひとつとなりましたが, その他にも, TERRACEでは学内外で様々な「科学とアートが出会う場」をつくってきました。

本ミーティングは, これまでのTERRACE の活動を振り返り, 科学とアート, 北大と札幌, 市民と研究者, 大学と街をより良い形でつなぐ場やその価値について検討することを目的に開催されました。そして, TERRACE 代表・電子科学研究所 教授の中垣俊之氏による「研究者のアートな頭使い」, SIAF2017 ゲストディレクター・音楽家の大友良英氏による「SIAF 2017からみるTERRACE」, 北大総合博物館 准教授の山本順司氏による「大学の中の博物館」, TERRACE を進めてきた朴炫貞氏による「TERRACE、どこへ向かうのか」と題した情報提供を行いました。

 

 

その後, 多様な立場の人が集まり, 意見交換を行いました。参加者からは, バックキャストや目的志向の教育や研究の問題点, 前例をつくることの重要性, そして、「なぜ」を問い続けられる場が, 科学でもアートでも本質的に重要である, といった意見がでました。

 

ゲストと一緒に集合写真

掲載日:2017年10月11日