Event

北大道新アカデミー「ワールド・カルチャー・マップ  アートで巡るヒト・モノ・コト」

TALK

2018年度前期(4月〜7月)のご案内

北大の研究の今と、学びたい人をつなぎます。
昨年12月に北海道大学と北海道新聞が包括連携協定を結んだことにともない、地域のみなさまに向けた新たな公開講座が誕生しました。名付けて「北大道新アカデミー」。
ここでは、北海道大学の文学研究科・文学部が担当する文系講座をご紹介します。2018年度前期(4月〜7月)は、文学研究科の芸術学講座の教員が講義を担当します。

ワールド・カルチャー・マップ ーーアートで巡るヒト・モノ・コト

芸術作品を通じて人の営みの記録や記憶を解きほぐし、そこに希望や期待、いやもしかしたら絶望を見出します。


【担当講師・講義日程・内容】

北村 清彦 教授(美学・芸術解釈学)

■4月14日 芸術の見方・考え方
絵画作品の何をどう見て考えればよいのでしょう。フランス印象派の表現方法や歴史的意義づけについて概説。「ブリヂストン美術館展」鑑賞の予習となる講義。

■4月28日 作品と対話する
「ブリヂストン美術館展」を各自で鑑賞したうえで、作品と対話するために必要な「ことば」について考えます。

 

谷古宇 尚 教授(イタリア美術史)

■5月12日 イタリア美術の基本 キリスト教と美術の深い関係
宗教に関心がなくても、わずかなポイントを押えるとキリスト教美術・聖堂巡りの楽しみが倍増します。中世~バロックのイタリア美術の隠れた名品を紹介。

■6月2日 こんなところにイタリア美術! 遠くて近いイタリアと日本
美術大国イタリアは美術の輸出大国。洋画の技法を日本で最初に教えたのはイタリア人宣教師です。近代イタリアの風景画や彫刻作品を観察します。

 

浅沼 敬子 准教授(現代美術史)

■6月16日 アートとまちのものがたり 1 カッセルのドクメンタ
世界的国際芸術祭「ドクメンタ」の開催地として知られるドイツ中部の都市、カッセル。同祭の開催経緯と美術史的意義を、まちの歴史とともに語ります。

■6月23日 アートとまちのものがたり 2 ベルリンの国会議事堂
ドイツ近現代史の証人であるベルリンの国会議事堂は、現代アートの宝庫でもあります。同建造物で生まれたアートに関するものがたりを解説します。

 

鈴木 幸人 准教授(日本美術史)

■7月7日 絵馬めぐり 1 大絵馬と絵馬堂のアートヒストリー
神話や物語が描かれ日本各地の社寺に奉納された「大絵馬(扁額)」と「絵馬堂」から、日本絵画史における大絵馬や絵馬堂の役割を考えます。

■7月14日 絵馬めぐり 2 船絵馬と北前船のネットワーク
「北前船」寄港地の社寺に奉納された航路安全祈願の「船絵馬」。その展開と広がりを解説。北海道の知られざる絵馬も紹介します。

開催期間

2018年4月14日 (土) ~2018年7月14日 (土) 終了

開講日

4月〜7月の土曜日 午後1時半〜3時 全8回

場 所

北大道新アカデミー講義室(札幌市中央区大通西3丁目6 道新北1条館2階)

定 員

50名
(※定員に達しましたので応募は締め切らせていただきました。)

主催

北大道新アカデミー

URL

https://www.let.hokudai.ac.jp/event/2018/03/13751/

お問い合わせ

北大道新アカデミー事務局
札幌市中央区大通西3丁目6   道新大通館7階 道新文化センター内
Tel 011-211-5300
Fax 011-232-2448

  • 掲載日:2018年4月19日

参加パフォーマー