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2008北京五輪。日本の「柔道」を貫こうとした選手が次々に敗れる中、世界の「JUDO(ジェイ・ユー・ディー・オー)」に対応した石井慧(さとし)選手は見事100キロ超級で金メダルを獲得した。時代の変化に素早く対応した石井選手は、その後、勢い余って総合格闘技に転向というオマケまで付いた。
まさに世界全体が「変わらなきゃ!もういちど変わらなきゃ!」という時代の中で、大学は「教員中心の大学」から「学生中心の大学」に変わろうとしている。そこで、今号では、新しい「学生SHIEN」の一端を紹介することにした。 |

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近年、学生の多様化が指摘される中で、様々な悩みを抱える学生も増えていると言われています。本学における相談機関としては、教務・学生支援担当窓口等の日常的な相談窓口をはじめ、クラス担任等の役割を担った教員による制度化された相談窓口および学生相談室、保健管理センターなどの専門的な相談窓口があります。
これらの学生相談体制を充実させる最近の試みとしては、オフィスアワーやクラスアワーの実施や副担任の配置などをはじめ、学生相談室では新たに一般教員を5人増員のうえ「何でも相談」を充実させています。また、キャリアセンターでは、就職に関する個別相談に応じているので、特に昨今の急激な景気後退を受け、企業から「採用内定取消」や「採用条件改悪」等を受けた場合は、遠慮なく相談してください。
いま、まさに検討していることは、改まった相談機関は行きづらいと考えている学生やどこに相談してよいか分からないという学生のために、後輩が先輩に相談する「場」として、ピア・サポート(学生間の相互援助)体制を整備しようとしています。
学業、進路、学生生活、対人関係等、それぞれの場面での「迷い」、「悩み」はつきものであり、特別なことではありません。そんな時は一人で悩まず、誰かに話してみるだけで楽になったりすることがあるので、迷った時は、できるだけ早い段階に相談してみることをお勧めします。 |

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