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理学研究科 西村教授がサン・マイクロシステムズ株式会社のCenter of excellence(COE)に認定される

 2004年3月1日〜3日にスペインのマドリッドで行われたサン・マイクロシステムズ株式会社が主催する2004 Worldwide Education and Research conferenceにおいて本学理学研究科西村紳一郎教授のプロジェクト研究“Post-Genome Glycoscience and Glycotechnology”がCenter of excellence(COE)に認定され,3月2日に調印式がとりおこなわれました。
 3月15日に西村教授はじめサン・マイクロシステムズ株式会社の方々が,その報告に総長を表敬訪問しました。
 サン・マイクロシステムズ株式会社(以下「サン」という。)は,昨年10月に次世代ポストゲノム研究の推進と人材育成に資するために本研究科に寄附講座「計算分子生命科学講座」を開設し,産学連携活動の取り組みを開始されております。
 同社のCOEプログラムとは,1999年にサン(Global Edu & Research),教育研究機関,および一以上の第三者(企業・組織・団体・サン社内の一部門等)が長期的な協力関係のもとで取り組んでいる最先端の教育・研究・開発等の活動やその結果生じるアプリケーションやソリューションを相互に有益な形で世の中に披露することを目的に提供を開始しており,サンの技術を用いて実施される最先端の教育・研究・開発等の活動とその成果を公式に支援するパートナーシッププログラムです。
 なお,提携期間はプログラムで実施する内容に応じて決定されますが,2〜5年の長期にわたる提携が想定されています。
 本プログラムは,世界中で約40サイト以上が認定されておりますが,国内では北海道大学が2例目ということです。
 今後,サンと西村教授を中心とした糖鎖DBプロジェクト等がパートナーシップを組み,研究の推進と人材育成を進めてまいります。
スペインでの調印式 総長室にて
スペインでの調印式
総長室にて
(理学研究科・理学部)

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