11月22日(火)に,情報教育館・スタジオ型多目的中講義室において,「冬山登山講習会」を開催しました。当日は,本学学生・職員,そして一般市民86名が参加しました。
本講習会は,過去に山岳関係のサークル団体による冬山遭難が相次いだことから,冬山の危険と事故等発生の際の対応などを啓発するため,平成11年度から毎年この時期に開催しているものです。
今回は,本学農学部・山岳部のOBで,現在,特定非営利活動法人北海道山岳活動サポート・理事長の樋口 和生氏を講師に招き,「冬山遭難と雪崩事故対策」と題して講演を行いました。
最初に,世話人である保健管理センター 鐙邦芳教授(山岳部顧問)から樋口氏の経歴紹介があり,続いて同氏から,豊富な国内外の登山経験に基づき,雪崩の科学的発生メカニズムや雪崩に遭った場合の応急処置など,実践的な内容をわかりやすく講演していただきました。最後に参加者から活発な質問が寄せられ,盛況のうちに終了しました。
参加者は,本講習会を通じて,冬山登山の安全に関する知識と理解を深めてくれたものと期待しています。 |
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質疑応答の風景 左は講演者の樋口氏 右は世話人の鐙教授 |
講演に聞き入る参加者 |
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(学務部学生支援課) |
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