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病原性微生物取扱者教育訓練を実施

 去る12月1日(金)にバイオセーフティーレベル2以上の病原性微生物等の新規の取扱者に対して,病原性微生物取扱者教育訓練を学術交流会館2階講堂にて実施いたしました。
 この教育訓練は,病原性微生物等の取扱者に対し,関係法令及び本学規程等についての知識,及びその適正な取扱い方法等の基本的事項を身につけていただくことを目的としたもので,本学規程で受講が義務づけられているものです。
 今回の教育訓練は,病原性微生物等安全管理委員会委員長である,獣医学研究科 高島教授のあいさつから始まり,前半は,歯学研究科 柴田教授から「病原体の種類と感染の様式」について,獣医学研究科 苅和助教授から「バイオセーフティーの考え方」について,高島教授から「北海道大学の病原体等安全管理の規程及び規則」について講演いただき,休憩をはさんで後半からは,医学研究科 有川教授から「動物実験におけるバイオセーフティー」について,遺伝子病制御研究所 森松助教授から「バイオセーフティーの実践(器具,機材,安全キャビネット等)」について,そして最後に獣医学研究科 大橋助教授から「バイオセーフティーの実践(消毒薬,実験手技等)」について講演いただきました。
 参加総数は,本学職員・学生合わせて167名で,参加者は病原性微生物等の適正な取扱い等について理解が深まったことと思います。
講演を行う高島教授 教育訓練の様子
講演を行う高島教授 教育訓練の様子
熱心に説明を聞く受講者
熱心に説明を聞く受講者
(学術国際部研究協力課)

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