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留学生と地域との交流「ホリデー イン 日高」

 留学生センター主催事業「ホリデー イン 日高」は,7月28日(土)・29日(日)の2日間,8カ国81名の外国人留学生とその家族が参加して日高町において開催されました。
 今年で17回目となるこの交流事業は,留学生たちが日本の伝統的な祭りを体験し,地域住民との触れ合いを通して地方の生活・文化を学び,友好の輪を広げることを目的としています。
 1日目は,昼過ぎに日高町に到着し,国立日高青少年自然の家で昼食を食べた後,自然の家による「出会いのつどい」に始まり,日高町内で行われる「ひだか樹魂まつり」のパレードに参加するために,「日高観光音頭」の踊りの練習を行いました。その後,日高町民と一緒にパレードに参加し,リズムに乗って踊りながら,町を練り歩きました。
 パレードの後は,お祭り会場となっている「日高山岳ビラパーク」に移動し,伝統的な木遣りと山岳太鼓の共演や,よさこいソーラン踊り,日高町の子供達による太鼓の演奏などを楽しみました。そして,ステージ発表の締めとして本学留学生有志による各国の民族舞踊や歌が披露され,日高町の人々から賞賛の拍手をいただきました。
 1日目の最後には,あいにくの雨模様でしたが,沙流川の川縁で花火が打ち上げられ,暗闇に咲く光の花に留学生たちは歓声をあげていました。
 2日目は,留学生たちは各種のゲームに参加して楽しみました。そのうち,丸太を切る速さを競う「木こりさん競争」では,不慣れなのこぎりに悪戦苦闘しながらも,このゲームを大変楽しんでいる様子でした。
 また,1チーム5人が協力して丸太を運んでタイムを競う「流送レース」には,留学生チーム5チームが参加しました。そのうちの2チームは決勝戦に進出し,3位・4位を獲得しました。
 2日目最後の「別れの集い」では,参加者を代表してバングラデイシュの留学生からこの事業を企画した関係者に対して感謝の言葉が述べられました。
 両日とも雨が気になる生憎の空模様でしたが,参加した留学生とその家族は,日高の雄大な自然の中で繰り広げられた祭りを通して地域との交流を深め,友情を深めることができた2日間でした。
日高観光音頭に参加する留学生 木こりさん競争に参加する留学生
日高観光音頭に参加する留学生 木こりさん競争に参加する留学生
流送レースに参加する留学生
流送レースに参加する留学生
(学術国際部国際企画課留学生交流室)

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