触媒化学研究センターがデラウエア大学触媒科学技術センターと友好学術交流協定を締結 |
触媒化学研究センターは,5月22日(火)にデラウエア大学触媒科学技術センターと友好学術交流協定を締結しました。
デラウエア大学は,アメリカ合衆国東海岸のデラウエア州のニューアークにある大学で,ワシントンやフィラデルフィアに近くにあります。1743年創立で,16,000人の大学生と3,000人の大学院生からなり,緑の多い静かな大学では,学生たちが自由闊達に勉学に勤しんでいます。この大学の特徴は,化学工学が合衆国の大学でトップレベルであり,化学工学の中心的存在である触媒科学技術センターを持っている点です。規模的には大きくありませんが,多くの優れた触媒科学の研究者を輩出し,現在も米国でトップレベルの触媒研究を行っています。
本学触媒化学研究センターは,世界的な触媒・表面科学の研究の拠点であり,数年前より世界的触媒研究のネットワーク形成事業を開始しています。これまでに,中国などのアジア地域,ドイツなどのヨーロッパ地域の触媒拠点と部局間協定を締結し,人的交流,学生派遣,研究会開催,研究室設置などの活動を行ってきました。今回その一環として,米国を代表する触媒拠点の一つであるこのデラウエア大学触媒科学技術センターと部局間協定を締結したのです。
これまでデラウエア大学触媒科学技術センターとは,教授の個人レベルで交流を続けてきました。昨年度から部局間協定を結ぶ話し合いを始めたことに伴い,本年2月には学生を派遣し,共同研究を実施しました。
また,6月には先方の教授の訪問を受けるなど,さらに密接な関わりを続けています。
本協定に基づき,今後もこうした密接な関係を持つことにより,人類の持続的発展に欠かすことのできない基盤技術である触媒科学の発展に大きく貢献できるものと期待されます。 |
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協定書 |
デラウエア大学化学工学科触媒科学技術研究センター |
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(触媒化学研究センター) |
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