総合博物館では,「レイチェル・カーソン生誕100年記念パネル」展を7月1日(日)〜9月17日(月)まで,3階企画展示室で開催しました。
環境問題の古典「沈黙の春」の著者として知られるレイチェル・カーソンが誕生して100年に当たる今年,現在では当たり前になっている科学と社会との関係について,彼女が伝えたかったこと,残してくれたものを考えるため企画されました。
企画展示は,主に特定非営利活動法人 レイチェル・カーソン日本協会提供によるパネルで,レイチェル・カーソンの生涯,一連の著作,レイチェルの考え,彼女の環境汚染への警鐘などを大変分かり易くまとめたものが中心となりました。そこでは,名著「潮風の下で」「われらをめぐる海」「海辺」「沈黙の春」「センス・オブ・ワンダー」も詳しく紹介されました。
記念公演会,2つの関連公開講座および「センス・オブ・ワンダー」の上映会も開催され多数の市民らが彼女の伝えたかったことを現在に重ね合わせて感じ入っていました。
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展示の様子 |
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(総合博物館) |
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