農学研究院(農学院・農学部)と空知管内栗山町は,農学関連技術の発展,農村資源の活用,地域の持続的発展,科学技術と文化の振興,人材交流と人材育成,生涯学習について,2月7日(木)に連携協定を締結しました。
栗山町庁舎で行われた調印式で,服部研究院長は「栗山町には,戦前期に北海道大学の第5農場(南学田),第6農場(北学田)が設置され,地元との交流を図ってきた伝統がある。最近では,10年間にわたる農家宿泊学生研修の実施や,学会の開催、韓国・中国・ポーランドなどとの国際交流などが行われている。連携協定の締結により,さらに両者の交流が深まり,栗山町が新しい意味での「学田」となっていただけるように願う」と挨拶しました。椿原町長は,「町が120年を迎える節目に協定締結を結ぶことを,大変意味深く思う。北海道大学からの農業に係る専門的ご指導を受けながら,より一層の農業振興と個性的なまちづくりを目指したい。また,多くの学生の皆さんに本町を研修のフィールドとして活用していただくとともに,あらゆる機会を通じて,町民との交流やまちづくりへのご提案などをいただければと考えている」と述べられました。
今後も学生実習の場を提供していただくとともに,農業振興公社を窓口とした地域農業振興計画への支援,フィールドを利用した技術開発を進め,さらには本研究院と連携協定を締結している富良野市とも協力して「学田シンポ」を開催することなどを企画しています。 |
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協定書を取り交わした服部農学研究院長と椿原栗山町長 |
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(農学院・農学研究院・農学部) |
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