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公開講座(高齢者の冬道「健康ウォーキング」実技講座)の開催

 高等教育機能開発総合センター生涯学習計画研究部では,75歳までの市民を対象とした公開講座(高齢者の冬道「健康ウォーキング」実技講座)を開催しました。
 公開講座は,1月19日(土),26日(土),2月2日(土)の3回開講し,延べ6時間講義及び実技講習を行いました。
 この講座は,積雪期に転倒の危険等から外出を控える傾向にある高齢者に対して,体力向上,特に脚筋力強化の効果を期待し,転倒予防に役立つ知識や運動メニューを講義,実技実践するもので,75歳以上の高齢者になっても脚筋力を強化し続けられる歩行法を学んで長く健康に暮らせる運動手法を身に付けてもらうことを目的としています。
 公開講座へは,定員の20名が申し込まれ,70歳代後半から40歳代前半までの参加者は,主催された川初清典教授からスポーツトレーニングセンター研修室での中高齢者のウォーキングと健康づくり,スリップ転倒予防指針等の講義を受けられ,体育館での脚筋力養成型歩行法(太股歩き及びノルディック・ウォーキング)の講習,周辺道路での歩行練習に参加されました。
 また,今回の公開講座は,社会問題となっている高齢者社会への対応の一つという面もあるため,新聞・テレビ等の取材がありそれぞれ報道されました。
 最終日には,実技講習として,スポーツトレーニングセンターから遺跡保存庭園まで「健康ウォーキング」で往復し,併せて受講者のウォーキングデータの収集も実施しました。
 また,遺跡保存庭園入口付近では,講師として協力願った北方生物圏フイールド科学センター,秋林幸男准教授並びに渡辺陽子研究員から本学の遺跡の状況,大学構内の樹木の生育状況等の概要説明を受けました。
 スポーツトレーニングセンターでの公開講座閉講式では,受講者に対して公開講座終了後も冬期間の運動に関する「チャレンジ日誌」の記録をお願いしました。
太股歩きの基本指導の様子 ノルディック・ウォーキングの実技講習風景

太股歩きの基本指導の様子

ノルディック・ウォーキングの
実技講習風景
秋林幸男准教授による原生林と遺跡保存庭園の説明風景
秋林幸男准教授による原生林と
遺跡保存庭園の説明風景
(高等教育機能開発総合センター)

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