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丹保憲仁名誉教授の文書資料 |
大学文書館では,4月9日(水),丹保憲仁名誉教授(現北海道開拓記念館長)から,総長を務めた1995(平成7)〜2001(平成13)年の文書資料105点の寄贈を受けました。
丹保名誉教授は,1957(昭和32)年,北海道大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程修了後,発足したばかりの衛生工学科の講師に就任し,助教授・教授と昇任しました。1993(平成5)〜1995(平成7)年工学部長を歴任し,1995(平成7)年5月〜2001(平成13)年4月総長を務めました。
丹保名誉教授が総長を務めた時期は,大学院重点化,産官学連携,総長体制整備,大学法人化などの大学変革期にあたります。また,創基120周年記念式典の実施や125周年記念事業の推進,キャンパスマスタープランの策定なども行われました。
この度,受贈した総長時代の文書資料は,各年度ごとに整理されている「総長資料」20点や「総長連絡会」8点,「七国立大学総長 大学論」,「エージェンシー化」,「TLO関係」のほか,部局ごとあるいは懸案事項ごとにまとめられたファイル・ノート多数など,多岐にわたります。
大学文書館では,寄贈資料の性格に鑑み,厳重に保管して,後年,大学の歴史の示す根幹資料として活用できるように調査・整理します。
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(大学文書館) |
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