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農学研究院が根室管内標津町との連携協定を締結

 農学研究院(農学院・農学部)と根室管内標津町は,農学関連技術の発展,森林関連技術の発展,河川環境の保全,地域の持続的発展,科学技術・文化の振興,人的交流・人材育成などに協力して取り組むため,9月30日(火)に連携協定を締結しました。
 標津町の本研究院との関係は,平成13年頃,標津川の自然再生事業及び標津町の河畔林造成計画で,農学研究院の中村太士教授らの研究グループが調査を開始したことに始まり,以来,同教授らが中心となって研究者・学生の研究交流が続いてきました。
 当日は,標津町生涯学習センターにおいて,連携協定記念シンポジウムが開かれ,金澤瑛町長,服部昭仁研究院長の挨拶の後,中村教授の講演「北海道の森と川の再生」,長澤徹明副研究院長の講演「水土資源の利用と地域環境の保全」,さらに標津町農林水産課の鈴木春彦氏による地域からの報告「北海道大学農学研究院と連携協定の経緯と今後の展開」に引き続き,調印式が執り行われました。
 今後も河畔林の造成,家畜糞尿処理,河川沿いの森林・河川の自然再生,治山ダムの改良等での同町と当研究院とのさらなる連携が期待されています。
 なお,同町と当研究院との連携協定は,富良野市,栗山町に続き3市町目となりました。
協定書調印後,握手する金澤標津町長(右)と服部農学研究院長
協定書調印後,握手する金澤標津町長(右)と服部農学研究院長
(農学院・農学研究院・農学部)

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