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保健科学研究院公開講座「ようこそ!ヘルスサイエンスの世界へ−目に見えない健康科学の世界をミクロからマクロの視点であなたへ−」を開催

受講風景
受講風景
 保健科学研究院では,9月20日(土)午後1時から,保健科学研究院3階3−1講義室において,上記タイトルの公開講座を開催しました。これは,本年4月に本研究院が開設されて初めての公開講座であり,学内外の方々へ保健科学領域の研究を広く紹介するべく,本研究院のベテラン教授3名を講師として企画されたものです。
 講演では,はじめに基盤看護学分野の森下節子教授による「人々の健やかな生活に寄り添う看護ケア」,続いて医用生体理工学分野の酒井正春教授による「遺伝子と健康」,最後に病態解析学分野の松野一彦教授による「メタボリック症候群と臨床検査」をテーマとして,少子高齢化と生活習慣病の問題を抱える私たちの生活に身近に関わる内容に焦点があてられました。
 参加者の熱心な聴講のなか,細胞を対象とするようなミクロな研究が健康科学にどのように結びつくかといった話題に特に強い関心が寄せられ,日頃聴く機会が少ないであろう基礎研究分野の内容も積極的に公開すべきとの意を強くしました。
 講演終了後に記入いただいたアンケートや要望を参考に,今後も多くの方々に参加いただけるよう,よりよい企画をたて公開講座を開催していく予定です。
(保健科学院・保健科学研究院)

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