○ 理系ゾーン改修(3号館)
本施設は,数学・自然史科学部門の教育研究やCOEを支援する施設であり,これまでに,幾何学分野・数理学分野や宇宙惑星分野において成果を創出し,国際的に高い評価を得ています。しかし本施設は耐震性が低く,また建築後35年を経過しており,外壁からの雨漏りや給排水管の腐食など,経年による機能低下が著しく進行し,教育研究に多大な支障を生じています。このため,耐震補強・耐火アスベストの除去・建物全体の老朽改善を行い,併せて,既存スペースの見直しを行い若手研究者の育成支援等を図るための共用スペースを新たに確保しています。
・工事名称: |
理学部3号館改修工事 |
・構造規模: |
鉄骨造り 地上6階 延べ面積4,789平方メートル |
・完 成: |
平成21年3月 |
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○ 歯学系研究棟改修(D棟)
本施設は,歯学研究科の高度な歯科学や臨床歯科学を行う施設であり,これまでに口腔系歯科学や咬合系歯科学などで成果を創出し,地域医療に還元してきました。しかし,本施設は耐震性が低く,また建築後40年を経過しており外壁からの漏水など経年による機能低下が著しく進行し,教育研究に多大な支障を生じてきていることから,耐震補強および建物全体の老朽改善整備を行うものです。また,若手研究者の育成支援やCOE等への支援を図るための共用スペースを確保しています。
・工事名称: |
歯学部研究棟(D棟)改修工事 |
・構造規模: |
鉄筋コンクリート造り 地上4階 延べ面積2,328平方メートル |
・完 成: |
平成21年3月 |
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○ 生命医系学ゾーン改修(中研究棟)
本施設は,医学研究科の先端的な生命科学や高度先進医療の教育研究を行う施設であり,これまでに,医系分野において高度な医学知識と技術の成果を創出し,地域医療に還元してきました。しかし,本施設は耐震性が低く,また建築後40年を経過しており,施設全体の老朽化が進み,経年による機能低下が著しいことから教育研究に多大な支障を生じています。このため,耐震補強および建物全体の老朽改善整備を行うものです。また,若手研究者を含めた教育と研究の有機的な結合に適したスペースを確保しています。
・工事名称: |
医系総合研究棟(中棟)改修工事 |
・構造規模: |
鉄筋コンクリート造り 地上5階 延べ面積5,996平方メートル |
・完 成: |
平成21年3月 |
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○ 文系4学部ゾーン改修(教育学部研究棟等)
本施設は,教育学部分野の研究及びスラブ地域に関する研究やCOEを支援する施設であり,これまでに,教育学や旧ソ連・東欧地区の研究成果を創出し,新たな学術研究と教育の連携を最大限効果的に実現してきました。しかし,本施設は耐震性が低く,また建築後30数年を経過しており,建築設備の劣化及び雨漏りなど経年による機能低下が著しく進行し,教育研究に多大な支障を生じています。このため,耐震補強及び施設全体の老朽改善を行うものです。また,若手研究者の育成やCOEへの支援を図るための共用スペースを新たに確保しています。
・工事名称: |
教育学部研究棟等改修工事 |
・構造規模: |
1)教育学部研究棟 鉄筋コンクリート造り 地上4階 2,397平方メートル
2)スラブ研究センター棟 鉄筋コンクリート造り 地上6階 2,738平方メートル |
・完 成: |
平成21年3月 |
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○ 工学系ゾーン改修(製図・講義棟等)
本施設は,工学系応用物理学専攻などの研究室や講義室・製図室・共通図書室などの共用施設が多く,これまでに,量子物性工学などにおいて成果を創出し,国際的にも高い評価を得ています。しかし,本施設は耐震性が低く,また建築後40年を経過しており,外壁タイルの剥離など経年による機能低下が著しく進行し,教育研究に多大な支障を生じているため,耐震補強及び建物全体の老朽改善整備を行うものです。
・工事名称: |
工学部製図・講義棟等改修工事 |
・構造規模: |
鉄筋コンクリート造り 地上4階地下1階 延べ面積6,889平方メートル |
・完 成: |
平成21年3月 |
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○ 農学系特別実験施設・開発化学実験室改修
農学系特別実験施設は昭和40年竣工以来43年経過,工学部開発科学実験室は昭和47年竣工以来36年経過しており,それぞれ耐震性能も劣っています。このため,新耐震基準にあった補強を行うとともに,老朽化した外壁,屋根,建具,便所等の改修を行うものです。
・工事名称: |
農学系特別実験施設・開発科学実験室改修工事 |
・構造規模: |
1)農学系特別実験施設 鉄骨造り 地上1階
鉄筋コンクリート造り 地上2階 1,703平方メートル
2)開発科学実験室 鉄骨造り 地上1階 1,300平方メートル |
・完 成: |
平成21年3月 |
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(施設部) |
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