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医学研究科・医学部が香港大学李嘉誠醫学院へ学生交換プログラムに基づき学生を派遣

 医学研究科・医学部は,本年1月30日に締結した医学研究科・医学部と香港大学李嘉誠醫学院との学生交換プログラムに基づき,医学部医学科6年次の学生3名を10月20日(月)〜24日(金)までの1週間,香港大学李嘉誠醫学院へ派遣しました。
 香港大学は世界トップクラスの大学として多くの優秀な人材を世界に送り出しており,なかでも李嘉誠醫学院は120年の伝統を持ち,全ての講義や実習が英語で行われ,少人数による学生−教員双方向性の教育が充実しているなど,高度で先進的な医学教育が行われている大学です。
 8月に募集を行った結果,次の3名の派遣が決まりました。

医学部医学科6年次: 上 田 宣 仁(小児科)
医学部医学科6年次: 神 田 真 聡(内 科)
医学部医学科6年次: 草 島 邦 夫(外 科)

 全て英語で行われる臨床実習はもとより,様々な国から来ている医学生達との充実した交流体験など,参加した学生からは大変好評で,さらに充実した交換プログラムの希望が出るなど,本学部生の国際性の涵養に及ぼす効果が期待されます。
 また,最終日には,今回の学生交換プログラムの推進にご協力いただいた李嘉誠醫学院のProf Raymond Liang 氏:現Senior Advisor to the Dean(協定締結時には学院長)主催の昼食会に,今回参加した3名の学生が招待され,親しく懇談することができ,今後ますます両学部の交流が盛んになることを予感させる貴重な機会も得ることができました。
 なお,今回の派遣においては,医学研究科・医学部から奨学金が支給されておりますが,このような制度は全国の医学部(医科大学)にあまりありません。
 今後,今回の成果を受けて,臨床実習の期間を長くすること,診療科の選択肢を増やすこと及び人数の拡充を図ることなど,本プログラムを一層充実させることを計画しています。

上田宣仁君(後列中央)と小児科の臨床実習メンバー 神田真聡君(前列右から2人目)と内科の臨床実習メンバー
上田宣仁君(後列中央)と小児科の臨床実習メンバー 神田真聡君(前列右から2人目)と内科の臨床実習メンバー
草島邦夫君(左)と外科の臨床実習メンバー Prof Raymond Liang氏を囲んで
草島邦夫君(左)と外科の臨床実習メンバー Prof Raymond Liang氏を囲んで
(医学研究科・医学部)

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