水産科学研究院では,11月30日(日),中学生・高校生を対象とした体験学習教室「サケは海からの贈り物」を開催いたしました。
これは,(独)日本学術振興会(JSPS)が科学研究費補助金による研究成果の社会還元・普及を目的として行っている事業「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へKAKENHI」に本研究院の帰山雅秀教授が申請・採択され,同振興会の経費支援のもとに実施されたものです。
当日は雪が降りしきるあいにくの天気でしたが,サケのことが大好きな中学生・高校生22名が参加しました。
午前中は,八雲町にある遊楽部(ユーラップ)川までバスで移動し,実際に川に入ってシロザケの遡上や産卵行動などを観察し,さらに望遠鏡を使ってサケの死体を食べにくるオオワシやオジロワシの様子を観察しました。また,午後は八雲シルバープラザで帰山教授によるサケの講義を行いました。なぜサケは海からの贈り物なのか?なぜ産まれた川へ再び戻ってくるのか?など,サケについてわかりやすく解説しました。
そして最後には,原研究院長より参加者一人ひとりに修了証書「未来博士号(水産科学)」が授与されました。未来の「サケ博士」は皆とびきりの笑顔を見せていました。 |
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川へ入り帰山教授の説明を聞く参加者たち |
望遠鏡を使ってオジロワシの観察 |
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帰山教授によるサケの講義 |
原研究院長による「未来博士号(水産科学)」授与の様子 |
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(水産科学院・水産科学研究院・水産学部) |
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