北大教育GP主催「卒論ポスター発表会」を総合博物館で開催
−文系学生も理系学生も参加 |
北大教育GP主催「卒論ポスター発表会」が,2月26日(木),27日(金)に総合博物館で開催されました。文学部,工学部,理学部,農学部から15名の4年生が,卒業研究を1枚のポスターにまとめて発表しました。27日(金)午後のコアタイムには,15名全員がポスターの前に立ち,来場者に自身の研究についてご説明し,質疑応答しました。多くの方にご来場いただき,会場は熱気に溢れました。市民5名と北大教員5名から成る審査員の審査により選ばれた優秀賞は工学部の日下聖さんに,来館者の投票により選ばれた来館者賞は理学部の小倉有紀子さんに,馬渡駿介館長より授与されました。
学部内での研究発表会は開催されていますが,このように文系と理系,様々な学部の研究成果を集めて,市民の方々に学生達の言葉でお伝えするのは初めてでした。発表会は北大教育GP「博物館を舞台にした体験型全人教育の推進」の教育システムでは社会体験型科目に位置付けられています。所属する学部や研究室で自身の研究について発表することの多い学生達が,市民に向けて発表し説明することで,プレゼンテーション能力とコミュニケーション能力を身に付けることを目指しています。また,普段知ることの少ない他学部の学生達の研究を知る機会を設けることも意図しています。この取り組みは来場者からご好評をいただいただけでなく,学生教育の観点から意味あるものとなりました。
更に,発表会会場では学生達によるカフェを開設し,このカフェを担った学生達が発表会を運営し,来場者調査も担当しました。このようなプロジェクトの運営能力を身に付け,活動を評価する視点を涵養することも,北大教育GP「博物館を舞台にした体験型全人教育の推進」では目指しています。
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来場者に説明する発表者 |
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(総合博物館) |
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