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脳科学研究教育センター発達脳科学専攻第5期修了生に修了証書授与

 去る3月25日(水),本学修士・専門職学位・博士学位授与式当日15時半から学術交流会館第三会議室において,脳科学研究教育センターが設置する発達脳科学専攻教育プログラム修了生に対し,栗城眞也センター長から修了証書が授与されました。
 今年度の修了生は第5期生として,修士課程7名,博士課程3名(内1名は20年6月修了),計10名が所属研究科の学位取得に合わせて発達脳科学専攻所定の修了要件を充足し,修了が認定されたものです。
 センターでは,修了までの研究指導の一環として研修会を実施しており,今年度は,大滝セミナーハウスで1泊2日の合宿研修を実施しました。この研修では院生・教員参加者全員が日頃の研究を口頭発表とポスター発表で行い,自分の研究との融合を考える機会としました。さらに,修了予定者は,別途行われた公開論文発表会で研究の集大成を発表しました。この発表会では,極力専門用語を使わず,他専攻の院生・教員に自分の研究内容を理解してもらう訓練の場とし,また,来聴者は発表内容から自分の研究への応用を考える機会としました。
 発達脳科学専攻は,文理医系融合型の脳科学研究のバーチュアル専攻として,平成15年度に発足し,現在は学内12研究科(学院)にわたる大学院生を対象として複雑な機能をもつ脳について融合した教育プログラムを編成し,研究科枠を超えた人材育成を図っており,これまでに修士課程36名及び博士課程14名,合計50名の大学院生を修了と認定しました。

祝辞を述べる栗城センター長 第5期修了生との集合写真
祝辞を述べる栗城センター長 第5期修了生との集合写真

(脳科学研究教育センター)

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