4月29日(水)から北方生物圏フィールド科学センター植物園の夏期開園が始まりました。雪解けの早かった今年は4月中旬から多くの問い合わせがあり,この日が待ち望まれていました。29日は好天に恵まれ,多くの入園者にお越しいただきました。
また,5月4日のみどりの日は,例年通り無料開園を行いました。初夏を思わせる好天の中,昨年よりも500人ほど多い,約3,400人の市民が訪れました。見ごろを迎えたシラネアオイやエゾヤマザクラの下で写真を撮影する方やスケッチをする方も数多くいましたが,気温が高かったため木陰や博物館,温室が混雑する一幕もありました。
植物園はこれから高山植物やライラックなどが咲き,美しい季節を迎えます。木漏れ日の下で昼食をとったり,芝生に寝転んで時間を忘れてはいかがでしょうか。
整備を行っていた湿生園の木道も通行が可能となり,涼しい空気を味わうことができるようになりました。11月3日までの夏期開園期間中にお越しいただくことをお待ちしています。
なお,植物園内の宮部金吾記念館は,6月ごろより耐震補強・補修工事が行われます。9月からは入館ができなくなりますので,ご注意ください。 |
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スケッチをしたり木陰で休む入園者 |
にぎわう植物園内 |
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(北方生物圏フィールド科学センター) |
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