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北海道大学病院で「ピアノ演奏会」を連続開催

 北海道大学病院では,患者サービスの一環として始めた「気楽な演奏会」を3月,4月に続いて6月29日(月)に第3回演奏会,7月1日(水)に第4回の演奏会を連続して開催しました。
 第3回演奏会では,医事課職員による『ピアノ』と『オーボエ』の二重奏でプロ級の演奏会を楽しんでもらい,演奏を聴いた小児の患者さんからは「楽しい演奏ありがとう」といった感謝の言葉をいただきました。
 また,翌々日の第4回演奏会では,脳出血の後遺症で右半身麻痺と言語障害が残りながら全国各地の病院でピアノの演奏活動を行っている新澤隆志さんが出演し,左手のみで懸命に演奏する姿に多くの患者さんから「元気付けられた」,「勇気をもらった」等の感想が寄せられ,奏者のピアノにかける熱い想いが伝わった感動的な演奏会となりました。
 両日とも100名余りの患者さんやご家族の方々が演奏に耳を傾けていました。回数を重ねる度に聴衆が増えてきており,貴重な安らぎの場となっていることから,今後も5回,6回と継続して開催出来るよう頑張っていきたいと考えております。
 (この企画は,北海道新聞の7月9日(木)付け夕刊の『まど』欄に大きく掲載されました。)
医事課職員によるピアノ演奏 新澤隆志さんによるピアノ演奏
医事課職員によるピアノ演奏
新澤隆志さんによるピアノ演奏
(北海道大学病院)

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