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日照不足でも質は上々〜馬鈴薯掘りを実施

 北方生物圏フィールド科学センター生物生産研究農場では,本学の職員と関係者を対象に,生物生産研究農場の教育・研究の成果を広く職員の方々に理解いただくことを目的として,馬鈴薯(じゃがいも)掘りを9月5日(土)に行いました。
 馬鈴薯の品種は「とうや」で,「男爵」や「北あかり」よりも煮くずれしにくく,ほくほくとして非常に食味が良い品種です。
 昨年に引き続き好評で参加希望者が多く,昨年の1.5倍となる383口(1口は10株),計192組が参加し,午前10時からと午後2時からの2回に分けて馬鈴薯を掘り取りました。
 今年は例年よりも小さなお子様連れの参加者が多く,普段は入場禁止となっている敷地内に明るい笑い声があふれ,いっそうにぎやかでした。

 
倉庫での受付に「ご不便おかけします。」
倉庫での受付に「ご不便おかけします。」
 

 前日からの雨で実施が危ぶまれ,当日は朝から問い合わせの電話を多くいただきましたが,掘り取りの時間には雨が降ることもなく,参加者は晴天のときよりも作業しやすい様子でした。お父さんがスコップをふるい畝を起こして,土の中から出てきた馬鈴薯をこどもたちがを収穫するほほえましい光景があちこちで見られたり,留学生らしき外国人の方の参加もあり,多くの参加者に楽しんでいただけたようでした。
 ただ,毎年ご参加いただいてる方には,昨年の大豊作に比べると,日照不足の影響で1株の収量が少なかったり,粒が小振りだったりと感じる方もあったかもしれませんが,品質そのものは例年通り良好ですのでご安心ください。

 
「見て〜!ぼくが掘ったんだよ!」 「力仕事はお父さんとぼくの仕事だよ」
「見て〜!ぼくが掘ったんだよ!」 「力仕事はお父さんとぼくの仕事だよ」
 

 今年は庁舎の改修があり,駐車スペースや場内の通行にご不便をおかけしましたが,参加者のみなさんのご協力で,事故もなく無事に実施することができました。来年の参加もお待ちしています。

 
圃場は多くの参加者で大盛況でした
圃場は多くの参加者で大盛況でした
 
(北方生物圏フィールド科学センター)

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