水産科学研究院では,9月5日(土),小中学生を対象とした体験学習教室「小中学生のためのウニの実験教室」を開催しました。
これは,(独)科学技術振興機構 (JST)が実施する「平成21年度地域の科学舎推進事業地域活動支援」に関秀司水産科学研究院・教授が代表者となり申請・採択され,同機構の経費支援のもとに実施されたものです。
本教室の講師は山羽悦郎北方生物圏フィールド科学センター・教授および井尻成保水産科学研究院・准教授が務めました。当日は,気温も高く天候にも恵まれ,函館市内の小学生及びその保護者あわせて21名が参加しました。
午前中は,バスで函館市恵山町にあるウニの養殖施設へ行き,養殖ウニの採取や施設見学を行いました。そして午後からは水産学部で,山羽教授によるウニの講義のほか,午前中に採取したウニを用いて,体の構造や受精の様子などを顕微鏡を使って観察しました。
参加者は,身近な生物であるウニの観察を通して,生物が生きるということへの理解を深めていました。 |