経済産業省と文部科学省が共同で実施する「アジア人財資金構想」の高度専門留学生育成事業に採択され,今年で2年目を迎えた工学研究科「北大フロンティアプログラム」は,去る10月7日(水)に2期生7名の開講式を開催しました。
開講式には,2期生7名に加え,プログラムリーダーの三上研究科長,プログラムに関係する教職員や1期生など約40名が参列しました。
式では,三上研究科長から,プログラムの趣旨や実施内容の紹介とともに,2期生への励ましと期待の言葉が述べられました。
ついで,2期生一人ひとりから,出身国の都市と卒業大学,所属する専攻と研究室名,そして抱負などが力強い日本語で話されました。
さて,アジア人財産資金構想では,日本企業や日系企業での活躍を志望する優秀な外国人学生を,修士課程または博士後期課程の国費留学生として採用し,通常の大学院教育に加え,産学連携専門教育(7単位),ビジネス日本語・日本ビジネス教育(202時間),インターンシップ(15日間)を通じて,高度な開発を可能にする専門能力,グローバルに活躍できる即戦力,出身国における生産・ビジネスに応じた現地対応能力を培うものであり,世界を檜舞台とする人材の育成を目的としています。
本研究科においても,この目的に沿い,留学生センター日本語教育部のご協力をいただきながら,1期生・2期生併せて14名の教育を行っております。近い将来,「北大フロンティアプログラム」修了生は,必ずや日本企業や日系企業などにおいて,日本経済及び世界経済の躍進を支える一翼を担ってくれるに違いないものと確信しております。
今後とも,本プログラムへの暖かいご支援とご協力をお願い申し上げます。 |